Sales Enablement(旧:my Trailhead)とは?Trailheadとの違いや導入にかかる費用などを解説!
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目次
- 1. Sales Enablement(旧:my Trailhead)とは?
- 1.1 Sales Enablement(旧:my Trailhead)を使うことにより見えてくる未来
- 2. Sales Enablementの機能面でできること
- 2.1 Trailmixによりできること
- 2.2 Trailhead Libralyによりできること
- 2.3 Trail Trackerでできること
- 2.4 Sales Enablementの自動提案“おすすめ機能”
- 3. Sales Enablementでできること(企業にとってのメリット)
- 3.1 Sales Enablementの利用環境からみえる効率性
- 3.2 Sales Enablementのステータス表示
- 3.3 Sales Enablementのカスタマイズ性
- 3.4 企業の教育コストを軽減できる
- 3.5 自社独自の学習プラットフォームにできる
- 4. Sales Enablementログイン方法
- 5. TrailheadとSales Enablement(旧:my Trailhead)の違いについて
- 5.1 Trailheadの特徴
- 5.2 TrailheadとSales Enablement(旧:my Trailhead)の違いをまとめると
- 6. Sales Enablement(旧:my Trailhead)の概要
- 6.1 企業の社員がスキルアップするための継続学習
- 6.2 企業ごとに学びやすい学習環境が必要
- 7. Sales Enablement(旧:my Trailhead)の価格と内容
- 8. まとめ
技術革新がすすむ昨今、企業の社員教育のハードルも高くなりつつあります。そのため企業では、「教育環境をいかに整備できるか?」が今後の課題になるでしょう。
その課題を克服するためには、企業独自の学習プラットフォームが必要となります。
企業独自の学習プラットフォームを実現したのがSales Enablement(旧:my Trailhead)です。
2019年3月6日より提供開始されたSales Enablementは、SalesforceのEnterprise Edition以降の製品であれば、ストレスなく活用できるツール統合型の学習プラットフォームです。Sales Enablementの可能性は範囲が広く、メリットを上げたらキリがないほど効果的な学習環境が整います。
実際にSales Enablementがどのような学習プラットフォームなのか、どのような場面で効果を発揮するのか、詳しくご紹介します。
Sales Enablement(旧:my Trailhead)とは?
Sales Enablementとは、Salesforce社が提供する効率よく社員のスキルを向上させることを目的にしたオンライントレーニングで、カスタマイズ性の高い独自の学習プラットフォームです。カスタマイズにより学習内容を企業のビジネスに合わせて設定できます。
従来あるTrailheadをベースにして、自社専用の学習コンテンツを作成できることが特徴となります。
Sales Enablementの特徴は、あらゆるデバイスで利用できます。そのため、職場や自宅のPCからはもちろんのこと、スマホやタブレットなどから場所を選ばない学習が可能です。
Sales Enablement(旧:my Trailhead)を使うことにより見えてくる未来
Sales Enablementを使うことにより、見えてくる未来は社員教育の効率化とコスト削減ではないでしょうか。Sales Enablementを導入することにより、企業独自のSalesforce製品の学習環境を整えられます。
Sales Enablementの導入は、自社だけのSalesforce学習システムとして資産になるでしょう。その理由は、構築できた学習プラットフォームにより、社員教育の効率を高め教育にかかるコストを削減できるからです。
Sales Enablementの機能面でできること
Sales Enablementの機能面で主にできることを紹介します。Sales Enablementは、Salesforceのツール全製品において活用できるため、できることが多くなります。特にメリットとなる特徴部分を紹介しましょう。
Trailmixによりできること
Trailmix は、Sales EnablementのベースとなるTrailheadに備わっている機能の1つです。
Trailmixは、学習過程を個別に設定できます。たとえば「キャリア別」や「レベル別」など、営業支援ツールのターゲットを絞り込むかのように、学習ユーザーのスキル属性を細かく絞り込むことが可能です。
Trailmixは、各社員の職務やステータスに応じて、学習段階を自動的に提供できるパーソナライズ性も持っています。
たとえば、次のような独自のコンテンツを挿入可能です。
- 社長からのメッセージ・会社紹介動画の挿入
- 学習スケジューリングの紹介コンテンツ
- 会社概要や経営理念の紹介など
Trailhead Libralyによりできること
Trailhead Libralyによりできることは、テクノロジー関連のスキルや職場のビジネススキルなど500以上のモジュールを無料で学べる点があげられます。さらに現在進行形でコンテンツは追加中です。
Trailhead Libralyは、Trailheadの学習コンテンツの格納庫になります。Sales Enablementを利用することにより、Trailhead Libraly内の単元も利用可能です。Sales Enablementは、既存の学習コンテンツを活用して、効率よく企業独自の学習プラットフォームを作れます。
Trail Trackerでできること
Trail Trackerは、学習状況をトラッキングする機能です。学習状況をトラッキングすることにより、次のような業務を可能にします。
- 社員の現状スキルを把握できる
- リアルタイムでのフィードバックができる
- 目標到達による職務の割り当て
- 社内におけるスキル習得ランキングの作成
Sales Enablementは、Trailheadの特徴を活かした学習プラットフォームです。自社ビジネスに合わせて拡張可能であり、かつ既存の学習コンテンツも効果的に活用できます。
Sales Enablementの自動提案“おすすめ機能”
Sales Enablementには、自動で提案される“おすすめ機能”が有効です。Sales Enablementは、Salesforceのプラットフォーム上に構築され、Salesforce各ツールと簡単に統合できることからおすすめ機能が効果的に提案されます。
おすすめ機能は、各ツールの“おすすめ機能”から、自動で課題を抽出し、通知経由で最適な学習コンテンツを提案する仕組みです。
たとえば営業支援ツールのSales Cloudの場合、見込み客への最適なコンタクトタイミングを理解していない問題も出てくるでしょう。Sales Enablementでは、見込み客へのコンタクトタイミングを理解していない営業担当者に向けて、リードコンバートのプロセスを学ぶための単元が自動的に提案されます。
つまり、Sales Enablementのおすすめ機能は社員の苦手な業務に特化した学習が可能です。学習によりポイントやバッジを獲得できます。ポイントやバッジを獲得することにより、社員の達成感や継続性を引きだせるでしょう。
Sales Enablementでできること(企業にとってのメリット)
Sales Enablementでできることは、楽しく体系的に学習できる点です。Sales Enablementは、Trailheadの体系学習の要素をベースにしています。体系学習では、学習コンテンツを読み終えた社員が単元ごとに簡易テストに回答する仕組みです。
簡易テストを受けて修了を証明するポイントやバッジを獲得することにより区切りを積み重ねていきます。
Sales Enablementの学習の進め方は、単元自体をシンプルにすることで1つひとつをクリアしてスキルをポイントやバッジで意識することです。ゲーム感覚で学習できる特徴と学習を楽しめる特徴が融合しているプラットフォームになります。
Sales Enablementの利用環境からみえる効率性
Sales Enablementは、1つひとつの単元を具体的かつシンプルにすることにより、単発的な学習が可能です。Sales Enablementは、簡単に取り組めるため、学習にまとまった時間を必要としません。空いた時間を有効活用した学習スタイルになります。具体的には、次のような時間活用が可能です。
- 通勤時間
- 待ち合わせの時間
- 来店中の待ち時間
- 休憩時間など
また、Sales Enablementは学習環境も選びません。デスクトップやモバイル端末など、好きな時間に好きな場所で好きな量だけ学習できます。
Sales Enablementのステータス表示
Sales Enablementは、自分のプロフィール上に獲得したバッジやポイントを社員ひとり一人のステータスにすることが可能です。そのため、継続意欲をかき立て、社員のスキルとモチベーションを向上できます。
Sales Enablementのカスタマイズ性
Sales Enablementは外観や学習コンテンツのカスタマイズが自由自在に設定可能です。たとえば、画面の見た目になるデザインを自社のロゴカラーで統一することもできます。さらに、自社が強化したい部分だけを特化したコンテンツも作成可能です。学習の進捗度をチェックして、進捗度に応じて効果的な学習内容を割り当てる手順でスキル向上を効率化します。
「理解できていない部分を徹底的に深掘り」
学習に参加している全ユーザーの現状スキルも把握でき、適材適所への配置転換の参考となるでしょう。
企業の教育コストを軽減できる
Sales Enablementは、学習の質を落とさないで企業の教育コストが軽減できます。すべては、プラットフォーム上で完結できるため、上長不在で研修が可能となり、人材教育に人的コストをかける必要がないからです。さらに、学習の進捗度のチェックもひと目で判断できます。
自社独自の学習プラットフォームにできる
Sales Enablementは学習コンテンツを自社のブランドとして、学習のアシスタントトレーナーの語り口やトーンを自社向けにアレンジ可能です。たとえば、スキル習得状況から判断して、女性の声に変えてみたり、セクションごとに変化をもたせたり状況に応じて簡単に変更できます。
Sales Enablementログイン方法
Sales Enablementのログインについて解説しましょう。ログインするには、Sales Enablementユーザーとしての条件をクリアする必要があります。Sales Enablementユーザーの条件は、Trailheadのユーザーアカウントを持っていることと、Sales Enablementを関連づけているSalesforce利用組織に接続できることの2点です。
Sales Enablementは、Salesforce利用組織に接続しなければ利用できないため、1ユーザー月額3,000円が必要になります。ログイン手順は次の通りです。
- Salesforceに接続
- Trailheadのサインアップ画面へ
- サインアップ方法を選択
- 右端上部から「設定」を選択
- 自社のSalesforce組織へログインするための情報を入力
Sales Enablementは、条件をクリアしたうえで、新規アカウント作成できれば次回からのログインは簡単になります。
TrailheadとSales Enablement(旧:my Trailhead)の違いについて
2014年に起ち上げたセールスフォース・ドットコムの学習プラットフォーム「Trailhead」とSales Enablementの違いについて紹介します。Trailheadは、無料のオンラインラーニングであり、汎用的な学習プラットフォームです。
Trailheadの特徴
Trailheadは、汎用的な学習プラットフォームになります。Trailheadは、汎用的な学習プラットフォームでありながら、一般的なソフトウェアのヘルプデスクのようなリスト表記だけの学習環境ではありません。Trailheadでは、学習の単元ごとに「この単元を完了すると、何ができるようになるか?」と冒頭において、わかりやすく表示しています。
さらに各単元の終わりには、その単元で学んだ知識を定着させるための「確認テスト」を利用して知識を深められます。テストをクリアしたユーザーには、修了を証明するバッジが付与されるため、学習によるスキル習得レベルを積み重ねられる仕組みです。
また、Trailheadは無料でありながら仮想データを使ったツールの利用ができます。ツールを操作することにより、実際に学んだ知識を体系的に習得できる点が特徴です。
TrailheadとSales Enablement(旧:my Trailhead)の違いをまとめると
Sales Enablementは、Trailheadの仕組みを企業ごとでカスタマイズできる仕様とした、学習プラットフォームになります。Trailhead の汎用的なコンテンツを自社向けのアレンジできる独自の学習コンテンツです。Sales EnablementとTrailheadの違いは、次のようにまとめられます。
Sales Enablement(旧:my Trailhead):カスタマイズできる学習プラットフォーム・有料
Sales Enablement(旧:my Trailhead)の概要
Sales Enablementの概要について解説しましょう。
Sales Enablementは、株式会社セールスフォース・ドットコムより2019年3月に発表されました。「Salesforce World Tour Sydney」において、世界展開を発表したのが始まりです。
Sales Enablementを提供する目的は、企業ごとに学習をカスタマイズできる学習文化の創造のサポートとなります。
企業の社員がスキルアップするための継続学習
Sales Enablementは、企業の社員がスキルアップに向けた環境の提供です。学習とともに、知識を身につけながら継続学習が可能となります。
なぜ、セールスフォース・ドットコムはSales Enablementのような学習環境を提供したのでしょうか?その理由は、IoTやAI、ビッグデータを駆使した技術革新が進む中、企業に学習文化を定着させるためです。学習文化が定着することにより、企業戦略がテクノロジーへの方向性に切り替わることがあげられます。
企業ごとに学びやすい学習環境が必要
いままでのソフトウェア会社が提供する学習コンテンツは、汎用的な内容を自社向けに検出する必要がありました。汎用的であるため、ビジネスに不要な知識や企業ブランドに合わない部分もふくめて取捨選択する必要がありました。
Sales Enablementでは、企業が学習コンテンツをカスタマイズできます。企業にとって最適な学習環境を整えられるプラットフォームです。
社会の生活様式やビジネス形式は、大きな変革をもたらしています。めまぐるしいテクノロジーの進化は、企業にとって汎用的な学習ではなく、企業戦略を見すえた学習が必要です。さらに、コロナ禍における三蜜回避が非対面のコミュニケーションを必要としています。非対面でのコミュニケーションにも有効的なパーソナライズ設定できる学習環境が必要不可欠です。
そのような背景からもSales Enablementは、従来のTrailheadでは実現できないTrailheadをベースにした自社専用の学習コンテンツを作成できるプラットフォームになります。
Sales Enablement(旧:my Trailhead)の価格と内容
Sales Enablement(旧:my Trailhead)の価格は、次の通りです。
【Sales Enablementの価格】:月額1ユーザー3,000円(要年間契約)
1ユーザーに対して、月に3,000円のコストがかかります。自社でSalesforce専属トレーナーを採用したときの人的コストをもとに検討してみてください。
まとめ
今回は、Sales Enablementについて概要やTrailheadとの違いなど解説してきました。
企業において次のようなメリットがあります。
- 社員育成における人事担当者の負担を軽減
- 多岐にわたる質問に対して口頭でサポートする必要がない
- 新入社員や中途採用者の研修コストを軽減
人事担当部門の場合は、本来の業務に取り組みながらSales Enablementによる学習中の社員状況をチェックするだけです。タイムリーな対応までSales Enablementに任せられます。
第4次産業革命が進む中、社員のスキルを向上させるには教育ツールの整備が不可欠です。CRMの導入だけではなく学習環境もあわせて検討することをおすすめします。
Sales Enablementは、非ITから経験者まで、スキルに合わせた最適な学習コンテンツをゲーム感覚でクリアしながら進められる継続学習が特徴です。効率のよい社員教育を進められるでしょう。
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