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Salesforceの資格一覧|初心者にお勧めの資格~目指すキャリアへ資格の選び方紹介

#Salesforce #資格

Salesforceの認定資格とは、取得することでSalesforceの製品知識と関連する業務知識を保有していることを証明できるグローバル共通の資格です。

この記事では、Salesforceの資格取得に関心のある担当者向けに、初心者にお勧めの資格や、目指すキャリアに合わせた資格の選び方を紹介します。

Salesforce初心者におすすめの資格

Salesforceの認定資格は30種類以上ありますが、その中で初心者に最もおすすめの資格を3つご紹介します。
それぞれどんな資格かは、後述の「Salesforceの認定資格の種類」で説明しておりますので、こちらをご確認ください。

● Salesforce初心者が最初に目指す資格
  認定アドミニストレーター

● Salesforce構築をしていくうえで目指す資格
  認定Platformアプリケーションビルダー

● マーケティング活用を目指したい上での資格
  認定Account Engagement(旧Pardot)スペシャリスト

また、各資格は、以下のような流れでの取得が望ましいと思われます。

① 基本資格である認定アドミニストレーターの取得
② 上位資格である認定Platform アプリケーションビルダーの取得
③ マーケティング活用を目指したいのであれば、認定 Account Engagement(旧Pardot)スペシャリストの取得、もしくはその他上級資格の取得。

とにかく認定アドミニストレーターがSalesforceのスペシャリストを目指す上で最も基礎的な資格になるため、まずは認定アドミニストレーターの取得を目指しましょう。

Salesforceの認定資格の種類

Salesforceの認定資格は、2023年7月現在において全部で35種類あります。
認定資格には、基本資格と上位資格があります。上位資格の中には、基本資格の取得が条件となっている資格もあるため、まずは基本資格の取得を目指しましょう。代表的なSalesforceの資格について紹介します。

基本資格(CRM管理者/コンサルタント)


Salesforce認定資格の中でも最も基本的な2つの資格を紹介します。
コンサルタントやエンジニア(アーキテクト)など、Salesforceエキスパートとしてどんなキャリアを選ぶにしても取得して損のない資格になりますので、初心者の方はまずこれらの資格取得を目指しましょう。

● 認定アソシエイト
Salesforce全認定資格の中で、最も基礎的な知識が問われる資格です。Salesforceの機能に関する基礎的な知識があり、Salesforceを操作できることを証明する資格です。

前提資格:なし
目指すキャリア:Salesforceの実装管理担当者
試験料:10,000円(税抜)

 
● 認定アドミニストレーター
Salesforce製品に関する基本的な設定やカスタマイズ機能についての知識、システム管理者に必要な管理知識を証明する資格です。

前提資格:なし
目指すキャリア:Salesforceの実装管理担当者
試験料:20,000円(税抜)

 

基本資格(開発者/アーキテクト)

Salesforceエンジニアとしてキャリアアップを目指すのであれば、下記の開発者/アーキテクト向け資格取得がおすすめです。

● 認定Platformアプリケーションビルダー
認定Platformアプリケーションビルダーは、Salesforceを使用したカスタムアプリケーションの設計・構築・リリース技術に関する知識を証明する資格です。
開発者・アーキテクトを目指すのであれば、まず受験した方が良い資格です。

前提資格:なし
目指すキャリア:クラウドアプリ開発エンジニア・プロジェクトマネージャー
試験料:20,000円(税抜)

 
● 認定Platformデベロッパー
Salesforceのカスタムアプリケーション開発における知識やスキルを証明する資格です。

前提資格:なし
目指すキャリア:Salesforceエンジニア
試験料:20,000円(税抜)

 
● 認定Dataアーキテクト
アーキテクチャ環境と要件を評価し、エンタープライズデータの管理に最適なパフォーマンスに優れたソリューションをSalesforceプラットフォーム上で設計する知識があることを証明する資格です。

前提資格:なし
目指すキャリア:アーキテクト・エンジニア
試験料:40,000円(税抜)

 
● 認定Sharing and Visibilityアーキテクト
安全で拡張性の高いセキュリティモデルを構築できるスキルを証明するための資格です。

前提資格:なし
目指すキャリア:Salesforceエンジニア
試験料:40,000円(税抜)

 
● 認定Depvelopment Lifecycle and Deploymentアーキテクト
Salesforceプラットフォームに実装する環境ソリューションのうち、アーキテクチャや要件を評価した実装能力を証明できる資格になります。

前提資格:なし
目指すキャリア:リリースアクティビティ管理のできるエンジニア
試験料:40,000円(税抜)

 
● 認定Identity and Access Managementアーキテクト
アーキテクチャ環境と要件を評価し、シングルサインオン(SSO)の条件を満たすソリューションをSalesforceプラットフォーム上で設計できることを証明する資格です。

前提資格:なし
目指すキャリア:アイデンティティアーキテクト・セキュリティアーキテクト
試験料:40,000円(税抜)

 
● 認定Integrationアーキテクト
アーキテクチャ環境を評価し、信頼性とスケーラビリティに優れたソリューションをSalesforceプラットフォーム上で設計できることを証明する資格です。

前提資格:なし
目指すキャリア:アーキテクト・アナリスト・アプリケーションマネージャー
試験料:40,000円(税抜)

 
● 認定Heroku アーキテクト
Herokuでのチーム、ビルドワークフローの管理ができる知識やスキルがあることを証明する資格となります。

前提資格:なし
目指すキャリア:Herokuコンサルタント・
試験料:40,000円(税抜)

 
● 認定B2C Commerceデベロッパー
Commerce Cloud Digitalを使用したeコマースソリューションの開発知識やスキルがあることを証明する資格です。

前提資格:なし
目指すキャリア:ソフトウェア開発デベロッパー・B2Cコマースアーキテクト
試験料:20,000円(税抜)

 
● 認定JavaScriptデベロッパー
1つ以上のフレームワークでJavaScript言語を使用してアプリケーションを開発し、効率とメンテナンス性に優れたソリューションを設計、開発、テストできるスキルを習得していることを証明する資格です。

前提資格:なし
目指すキャリア:JavaScript言語によるアプリ開発エンジニア・プロジェクトマネージャー
試験料:20,000円(税抜)

 

基本資格(Tableau CRM)


Tableau CRMやEinstein Discoveryに関するコンサルタントを目指す場合は、下記の資格取得がおすすめです。

● 認定CRM Analytics and Einstein Discovery コンサルタント
CRM AnalyticsとEinsteing Discoveryにおけるアプリケーションなど設計、作成の基本的知識を証明する資格です。

前提資格:なし
目指すキャリア:Tableau CRMやEinstein Discoveryに関するコンサルタント
試験料:試験料:20,000円(税抜)

 

基本資格(マーケター/コンサルタント)

Salesforceを活用し、マーケターやコンサルタントを目指す場合は下記の資格取得がおすすめです。

● 認定Account Engagement(旧Pardot)スペシャリスト
Account Engagement(旧Pardot)を使用して、マーケティング施策におけるワークフローを設計、構築、実装するための知識があることを証明する資格です。

前提資格:なし
目指すキャリア:マーケター・コンサルタント
試験料:20,000円(税抜)

 
● 認定Marketing Cloudアドミニストレーター
Marketing Cloud でエンドユーザーに提供される機能および使用可能な構成オプションに関する知識があることを証明する資格です。

前提資格:なし
目指すキャリア:マーケター・コンサルタント・データアナリスト
試験料:試験料:20,000円(税抜)

 
● 認定Marketing Cloudメールスペシャリスト
メールマーケティングのベストプラクティス等、MarketingCloudを活用したメールマーケティングに関する知識があることを証明する資格です。

前提資格:なし
目指すキャリア:メールマーケティングに関わるマーケター
試験料:試験料:20,000円(税抜)

 

上位資格の紹介

基本資格が取得できたら、次は上位資格の取得に挑戦してみましょう。
ここでは詳しくは説明しませんが、具体的にどのような資格があるのか簡単に紹介します。

上位資格(CRM管理者/コンサルタント)

Salesforceの高度な管理や各ソリューションごとの設計・実装に関する知識を持っていることを証明する資格です。

● 認定上級アドミニストレーター
● 認定Sales Cloudコンサルタント
● 認定Service Cloudコンサルタント
● 認定Experience Cloudコンサルタント
● 認定Field Serviceコンサルタント

 

上位資格(開発者/アーキテクト)

Salesforce開発における高度なプログラミング機能やシステムアーキテクチャに関する知識を持っていることを証明する資格です。一部の資格は、複数の認定資格を取得することで自動付与されます。

● 認定上級Platformデベロッパー
● 認定アプリケーションアーキテクト
● 認定システムアーキテクト
● 認定B2C Commerceアーキテクト
● 認定テクニカルアーキテクト

 

上位資格(マーケター/コンサルタント)

Account EngagementやMarketing Cloudといったマーケティングツール/アプリケーションに関する設計・実装の知識を持っていることを証明する資格です。

● 認定Account Engagement(旧Pardot)コンサルタント
● 認定Marketing Cloudコンサルタント
● 認定Marketing Cloudデベロッパー

 

まとめ

今回の記事では、Salesforceの資格の種類や初心者におすすめの資格について紹介しました。
資格の勉強をすることで、体系的にSalesforceに関する知識を学ぶことができるため、すぐに資格取得、とまで行かずとも少しづつ資格の勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

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