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SalesforceとAccount Engagement(旧:Pardot)のメリットと具体的にできること5つ

#pardot #Salesforce #Account Engagement

Salesforceを使っている人なら、マーケティングオートメーションのAccount Engagement(旧:Pardot)を使ってみようと思う人は多いのではないでしょうか。
Salesforceのデータを使って、さらに効率的にマーケティングをおこなうことが可能です。

但し、どれだけ効果があるのか、どんなことができるのか悩む方も多いのではないでしょうか。

今回の記事はAccount Engagement(旧:Pardot)について、メリットとどんなことができるのか紹介します。
これからAccount Engagement(旧:Pardot)を検討したいと思っている方には最適です。

Account Engagement(旧:Pardot)のメリット


Account Engagement(旧:Pardot)を使うメリットの例をあげると、以下3つになるでしょう。
それぞれ解説します。

  • 見込み客の確保
  • 見込み角度が高い顧客へのアプローチ
  • マーケティング業務の自動化

見込み客の確保

そもそもが見込み客が足りないといった場合にフォームを作成して、見込み客をフォームに呼び込むことで、見込み客を登録して、アプローチすることができるようになります。

例えば、Webのオンラインセミナーの申し込みフォームをPardotフォームで準備することで、閲覧したユーザーがフォームを入力することで、見込み客として登録されます。

オンラインセミナー後のフォローや今後の施策でのアプローチも可能になります。
Account Engagement(旧:Pardot)のフォームを使用することで、見込み客を増やす効果があります。

見込み角度が高い顧客へのアプローチ

見込み客にアプローチするにも、タイミングがあります。
一般的にまず顧客は興味がある商品をWebで検索するので、そのタイミングでフォローするのがベストなタイミングといえるからです。

例えば、顧客が商品Webページを複数見たり、関連する技術資料を読んでいるときは商品の興味があがっているときといえるでしょう。

場合によっては、アプローチしすぎることで、評判を落とすことにもなりかねません。
Account Engagement(旧:Pardot)があれば、顧客のエンゲージメントをスコアリングできるので
タイミングのよい、顧客アプローチが実現できます。

マーケティング業務の自動化

マーケティング業務は、多くのフローが内在する作業となり、実行にするにはたくさんの時間がかかるといわれています。
SalesforceのAccount Engagement(旧:Pardot)は、マーケティングの作業を自動化することができて、メンバーの作業を大幅に効率化することができます。

例えば、Webのセミナーの際に、Salesforceのみの適応だと、Web申し込みフォームから参加を受け付けて、Salesforceのリードに手動登録、ウェビナー後のアンケートフォームの内容をリードに手動登録して、テレアポなどのフォローに移行していました。

Account Engagement(旧:Pardot)を使用すれば、専用のフォームを用意することができて、自動でリードが登録され、個々の分類ができるセグメンテーションやキャンペーンが自動で登録されます。
数百人集客するセミナーでは、手動登録すると数十時間かかる作業が、Account Engagement(旧:Pardot)で実施すると、自動登録になるので、作業時間がなくなります。

マーケティングの業務を自動化することで、効率的にマーケティング施策をおこなうことができるようになります。

Account Engagement(旧:Pardot)でできること


Account Engagementができることを5つ紹介します。

  • フォームの設置
  • メールの配信
  • WEBトラッキング機能
  • エンゲージメントのスコア化
  • エンゲージメントのグレード化
  • 各種レポート機能
  • シナリオの構築
  • 施策の見える化

フォームの設置

Account Engagement(旧:Pardot)によるPardotフォームを設置することができます。

フォーム機能を使えば、自社のランディングページをシステム部門にたよることなく、作成することができます。
メルマガからキャンペーンなどのランディングページに飛ばして、リンクされた人の集計し、フォローするという流れがスムーズにできるようになります。

入力フォームでは、Salesforceのリード登録などと連携しているので、入力受付されると自動でSalesforceのリードに登録されます。

もし、フォームを使わない場合は別フォームからの入力をまとめてSalesforceに手動で登録したりする必要があります。

Pardotフォームを使用することで、Salesforceへ自動で登録ができるようになります。

メールの配信

顧客へメールを配信することができ、マーケティング施策としてメルマガの運用ができるようになります。

マーケティング施策におけるメールは、非常に有効なツールといわれています。
登録されているSalesforceリードへ一斉配信、ある特定のグループにメールを送信することで顧客のエンゲージメントを高めることができます。

リストメールの詳細は、以下の記事をご覧ください。

参考:Account Engagement(旧:Pardot)リストメールの活用方法とは?送信や作成・設定など紹介

メールの開封やメール内容に記載されているリンクのクリックなどもわかるので、その後のフォローが必要かどうか、興味、関心を含めてアプローチできるようになります。

WEBトラッキング機能

見込み客が自社のWEBサイトに訪問したかどうか、自社WEBサイト内の行動をトラッキングすることができます。
トラッキングすることで、どのようなプロダクトのどの部分に興味があったのか、わかってきます。
例えば、価格ページを見ている場合は、他社競合と金額を比べているのか、購入検討の為に価格を参照しているのか予想でき、顧客へアプローチするタイミングの参考になります。

WEBサイトをトラッキングすることで、顧客の状況を推測することができ、フォロー活動の参考にすることができます。

エンゲージメントのスコア化

登録されているリードがWebページをどれくらい閲覧しているのか、メルマガを読んでいるのかなど、自社や自社商品に興味をもっている度合いを数値化することができます。
Webページを閲覧するたびに得点が加算されていきます。

ある一定の得点になったらインサイドセールスからフォローするなどの施策を作成することができます。

エンゲージメントをスコア化することで、顧客の興味が高まったタイミングでアプローチすることができるようになります。

エンゲージメントのグレード化

見込み客が多いと、WEBを見ていても、商談につながらない顧客もいることがわかります。
グレードをつけることで、商談化しやすい客層を洗い出し、優先的にフォローすることができます。

会社規模や役職、部署条件など、自社のプロダクトにどれだけフィットしているか評価します。
自社商品が、BtoB向けで高額商品であれば、役職が部長以上で売上高が1000億以上の会社がメインターゲットとなり、グレードの評価も同じように設定することで、自社商品のターゲットを洗い出せます。

グレードをつけることで、自社商品に沿った、優先度が高い見込み顧客がわかります。

各種レポート機能

Pardotにては、様々なレポート機能があり、自社マーケティング施策の成果を示すことができます。
Pardot レポートでは、メルマガでは開封率から文章のリンクをクリックした人など、マーケティング上の細かい数値をレポートとして出力することができます。

例えば、マーケティング施策におけるA、Bテストでどちらが効果があったのかなど、開封率など様々な数値をレポートで確認することができます。

レポート機能を使うことで、マーケティングの成果が見えるようになります。

シナリオの構築

ユーザーをフォローするとき、ある決められた業務フローで進める場合があります。
保守更新の確認や購入の際に決められた業務フローがそれにあたります。

その業務フローをシナリオとして構築することが可能で、その業務フローを自動実行することがAccount Engagement(旧:Pardot)では可能です。

例えば、保守更新のフローでは、更新3ヵ月前、更新1ヵ月前にそれぞれ更新のメールを出します。更新処理の依頼がきたら、見積書を送付します。このような作業がシナリオとして構築できて、自動で案内することができるようになります。

オートメーションルールの作り方は以下の記事をご覧ください。

参考:Account Engagement(旧:Pardot)におけるオートメーションルールの作り方と概念

シナリオを構築することで、自動で業務フローをおこなうことができます。

施策の見える化

マーケティング施策が有効かどうか、マーケターは常に確認したいという思いがあります。
マーケティング施策の結果を見ることで、PDCAサイクルを素早く回して、効果を常に出す必要があるからです。

そのためには、マーケティング施策毎のレポートが必要です。
Account Engagement(旧:Pardot)には、マーケティングにおけるレポートが標準で豊富に用意されており、マーケティング施策ごとの数値を確認することができます。

レポートについては、以下の記事をご覧ください。

参考:Account Engagement(旧:Pardot)レポートの見方を知りたい担当者向けヒント

メールの開封率やメールで記載したリンクへのクリック数など、マーケティングに必要な数値を把握することができます。

まとめ


Account Engagement(旧:Pardot)を紹介してきましたがいかがでしょうか。
Account Engagement(旧:Pardot)のメリットは、見込み客の確保や見込み角度が高い顧客へのアプローチ、マーケティング業務の自動化にあります。

Account Engagement(旧:Pardot)でできることは、フォームの設置、メールの配信、エンゲージメントのスコア化、シナリオの構築、施策の見える化があります。

Account Engagement(旧:Pardot)はあなたのマーケティングを必ずサポートしてくれる有用なツールといえるでしょう。
Salesforceを使用しているユーザーは、導入を検討してみましょう。

まずは費用やエディションから確認したい方は、こちらの記事も参考になりますので、是非、お読みください。

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