Summer’26:新規組織ではChatterがデフォルトで無効に
#Salesforce #Summer’26 #Chatter
Chatterにとって歴史的な転換点です。
Slack – Salesforce間の連携方法の充実が進んでおり、メッセージコミュニケーションの手段としてChatterからSlackへの一部代替が進む可能性はありそうです。
Chatter、Slackそれぞれの特徴を踏まえてコミュニケーションツールを見直してみましょう。
本記事はChatterのデフォルト無効化、Slackチャンネルのデフォルト有効化に特化した記事であり、
管理者向けの各新機能については別記事に記載していますので併せてご覧ください。
Summer’26:Salesforce管理者向けの主な新機能まとめ
本記事は2026年4月初稿の記事であり、
Summer’26プレリリース環境での実際の設定、動作確認を元にした内容です。
実際にSummer’26がリリースされるまでに機能内容は変更される可能性がある前提でご覧ください。
デフォルトで有効化となる機能の変更
①Chatter
Summer ’26以降に作成されたSalesforce組織では、デフォルトで無効になります。
②Salesforceチャネル
EnterpriseとUnlimitedエディションではSummer ’26以降に作成されたSalesforce組織のLightning Experienceではデフォルトで有効になります。
(Essentials、Professional、Performance、Developerエディションでは手動で有効化が可能)
SlackとChatterの棲み分け
①Chatter
Chatterが無効の状態では以下の機能が利用不可となります。
-Chatterタブとフィード
-フォローボタン
-アプリランチャー内のSalesforce Chatter
-Chatterグループとグループタブ
-Chatter API

まだChatterをメインの手段として運用するシーンも残りそうです。
Experience Cloudなど社外ユーザとのコミュニケーションは依然としてChatterが現役ではあるようです。
Summer ’26以降に作成されたSalesforce組織ではChatter機能を手動で有効にしておき、Chatterを使用するオブジェクトに対してフィード追跡を有効にすることで活用が可能です。
従来通りの仕様ではありますが、特にカスタムオブジェクトを作成時にはそのオブジェクトに対してのフィード追跡は無効化状態であるため有効化をする必要があります。

②Slack
Salesforceチャネル機能を使えば、Salesforceの各詳細ページでLightningページ自体にSlackコンポーネントを埋め込むことでChatterの代替として機能します。
Slackチャンネル自体がSalesforceのレコード上で動作するため、レコード上で入力したメッセージがSlackチャンネル側にもリアルタイムで同期されます。
Slackとの連携初期設定を済ませた後の動作イメージを簡単に見てみましょう。
任意のLightningページにSlackコンポーネントを配置します。

今回は取引先オブジェクトにSlackコンポーネントを配置すると下記のような表示になります。

Salesforce側からメッセージを送信すると、接続してあるSlackワークスペースに自動でSlackチャンネルが作成されメッセージが同期されます。


まとめ
今回のSummer’26での変更は単にChatter活用シーンが減るという話では無く、
新規作成されるSalesforce組織の標準コミュニケーションの初期値が変わるという点に起因します。
① Chatterが向く場面
・Experience Cloudなど社外ユーザを含むコミュニケーション
・フィード追跡によるChatterやフィード追跡項目の変更履歴を前提とした運用
・既存組織ですでにChatter中心の運用が定着しており、組織がSlackは活用してない場面
②Slackが向く場面
・社内メンバー中心のリアルタイムな連携
・Salesforceレコードを起点とした会話
・すでにSlackが社内標準となっている組織
Chatterを有効化して使うか、Slackを中心とした設計としていくか、を組織毎に選定してより良い方法で進めていきましょう。
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