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Salesforceライセンスの選び方!ポイント2選で種類と製品の徹底紹介

「Salesforceを使って事業を成長させようと考えているけれど、ライセンスが必要なの?」

Salesforceを利用するには、ライセンス登録が必要です。ただし、Salesforceは製品群(プラットフォーム)の総称になります。事業目的に合わせて最適な製品を組み合わせた利用が特徴です。

今回の記事では、Salesforceのライセンスを選ぶポイントを2つ紹介します。
Salesforceのライセンスについて、理解を深める目的のある導入検討ユーザは、ぜひ参考にしてみてください。

ソフトウェアライセンスとは

ソフトウェアライセンスは、社会的・金銭的リスクへの対応として重要な役割を持ちます。ソフトウェアは、開発元メーカーの著作権で保護されているオンラインやデバイス上の資産です。ユーザが適切な対価を支払ってソフトウェアを利用していることを証明するためには、ライセンス登録が必要になります。

Salesforceにおけるライセンスとは

Salesforceにおけるライセンスとは、Salesforceの機能を有効化するための証明書のようなものです。Salesforceの機能を有効化するには、ユーザ1人につき1つのライセンス登録が必要になります。ユーザ登録した機能以外に他の機能を利用する場合は、権限セットライセンスや機能ライセンスの割り当てを登録しなければなりません。Salesforceのライセンスは、利用者が目的とする機能によって登録内容が変わります。そのため事業で取り組む内容や目的を明確にすることが大事です。

Salesforceのライセンスを選ぶポイント1:ライセンスの種類を知る


Salesforceのライセンスを選ぶポイントは、ライセンスの種類を知ることではないでしょうか。Salesforceには、あらゆるライセンスがあります。それぞれのライセンスの役割と特徴を紹介しましょう。

ユーザライセンス

Salesforceでは、ユーザがアクセスできる機能とできない機能をライセンス登録により判断しています。ユーザライセンスは、Salesforce製品を利用するために登録しなければならない証明書です。ユーザライセンスは、次のような種類があります。

【標準ユーザライセンス】
各Salesforce製品(Sales Cloud・Service Cloud・Lightning Platform)を利用するために必要なユーザライセンスです。Salesforce製品にアクセスするための標準ライセンスになります。

【Chatterユーザライセンス】
Chatterユーザライセンスは、Salesforceが開発した企業向け情報共有SNSサービスのを利用するためのライセンスです。通常は、Salesforceの標準ライセンスを持っていれば無料で利用できるSNSになります。

ただし、Salesforceのユーザライセンスを持っていない場合は、個別でライセンス登録が必要です。Chatterのライセンスは、次のような種類があります。

Chatter Free:無料でChatterを利用できるユーザライセンス・Chatter機能のみ利用可能
Chatter External:外部のユーザを招待するためのライセンス
Chatter Only(Chatter Plus):社内ユーザ向けのライセンス・Freeよりアクセス範囲が増える

【Experience Cloud ユーザライセンス】
Experience Cloud ユーザライセンスは、外部ユーザ向けのライセンスです。具体的には、次の機能が利用できます。

Customer Community
Customer Community Plus
Partner Community
External Apps
External Identity
Channel Account
Service Cloud

【ポータルユーザライセンス】
ポータルユーザライセンスとは、Salesforceサイトを利用するためのライセンスです。ログイン用のポータル(入り口)を有効にすることで利用できます。「設定」から「カスタマーポータル設定」を有効化すれば、外部ユーザの認証Webサイトへのアクセスを可能にできるユーザライセンスです。

サイトおよびSite.comユーザライセンス】
サイトおよびSite.comユーザライセンスとは、サイトに訪れたゲスト用のライセンスやSite.com(Webコンテンツ管理CMS)ユーザ用のライセンスになります。

【Authenticated Website ユーザライセンス】
Authenticated Website ユーザライセンスとは、PlatformポータルユーザがSalesforceサイトを利用するためのライセンスです。ライセンス登録を許可したユーザは、Platformポータルに無制限でアクセス可能になります。

【ナレッジユーザライセンス】
ナレッジユーザライセンスは、Salesforceナレッジで記事の作成や編集、公開するためのユーザ登録ライセンスです。ライセンス登録なしでもSalesforceナレッジは閲覧可能になります。その場合は、組織で1名の記事作成を担当するユーザがいれば、メンバー全員が参加できる仕組みです。

権限セットライセンス

権限セットライセンスとは、ユーザライセンスで利用を許可されていない機能に対して、ライセンス発行で利用権限を付与する仕組みになります。権限セットライセンスは、ユーザごとに限りなく付与できる機能権限追加用のライセンスです。

機能ライセンス

機能ライセンスは、Marketing CloudやWDC(販売・サービス管理ツール)など、ユーザがアクセス権のない機能をユーザライセンスに追加できます。追加機能は、組織で有効になっていることが必要です。

使用量ベースのエンタイトルメント

使用量ベースのエンタイトルメントは、パートナー企業に対して制限付きでログインを許可したり、レコードの使用を制限付きで許可したりする制限付きのリソース利用ルールになります。ライセンスではなく、ライセンスに対して制限を掛ける仕組みです。

Salesforceのライセンスを選ぶポイント2:製品の違いを知る


Salesforceのライセンスを選ぶには、Salesforce製品(プロダクト)の違い(特徴について)を理解する必要があります。ここでは、3つの主要な製品を紹介しましょう。

Sales Cloud

Sales Cloudとは、CRM(顧客管理システム)とSFA(営業支援システム)を統合したツールです。営業の現場において、顧客データと営業データを共有した営業活動の効率性と営業プロセスの整備を実現します。

【特徴】
営業活動を集約して一元管理:商談状況を可視化できる
モバイル機能:外手先からの顧客データや商談状況をチェック可能
案件データ管理:経営判断や営業判断のスピードアップ化
取引先データ管理:取引先データを詳細な属性から過去の活動履歴まで適切に管理できる

【料金】
Essentials:1ユーザ年間契約・月額3,300円(税込)
Professional:1ユーザ年間契約・月額9,900円(税込)
Enterprise:1ユーザ年間契約・月額19,800円(税込)
Unlimited:1ユーザ年間契約・月額39,600円(税込)

Service Cloud

Service Cloudは、コールセンターやカスタマーサポートなど顧客対応に役立つクラウド管理ツールになります。煩雑になる顧客からの問い合わせやサポート内容を管理して、メールやチャット、電話(ビデオ通話)などチャネルごとに最適なサポートが用意されているサービスです。

【特徴】
複数の情報を一画面に集約して参照・チェックできる管理画面
問い合わせ内容をオブジェクト化した「ケース」を作成して保存できる
ナレッジベース(製品やサービスの社内知見)による情報の蓄積
ケースに対して担当者を自動で割り当てる
緊急性の高い顧客に対して自動的に優先度を上げて対応できる

【料金】
Essentials:1ユーザ年間契約・月額3,300円(税込)
Professional:1ユーザ年間契約・月額9,900円(税込)
Enterprise:1ユーザ年間契約・月額19,800円(税込)
Unlimited:1ユーザ年間契約・月額39,600円(税込)

Lightning Platform

Lightning Platformは、ノーコードでアプリケーションを開発できるクラウド型開発プラットフォームになります。企業の事業スタイルにあわせて、ビジネスアプリケーションの開発が可能なPaaS(Platform as a Service)です。

【特徴】
データベースの構築
ユーザ認証基盤の開発
ワークフロー作成
レポーティング機能の設定
ダッシュボードの作成
分析エンジンの開発
画面の自動生成機能など

【料金】
Lightning Platform Starter:1ユーザ年間契約・月額3,300円(税込)
Lightning Platform Plus:1ユーザ年間契約・月額13,200円(税込)

まとめ

今回は、Salesforceのライセンスについて、解説してきました。ライセンスの種類やライセンスが必要になる製品の特徴と価格など、参考になったでしょうか。Salesforceでは、標準の製品利用に紐づいたライセンスだけではなく、制限付きで機能の利用権限を付加したり、サイトアクセスを許可したりきめ細かなサービスが用意されています。多様化するビジネス状況にあわせて利用してみることをおすすめします。

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