営業マネージャーのためのSalesforceダッシュボード運用術:シーン別の事例 6つを紹介
目次
営業マネージャーにとって、リアルタイムなビジネスデータを可視化し、効果的な意思決定を行うことは重要な課題です。
そこで、ダッシュボードの運用方法をマスターすることが必要です。
ダッシュボードでは、売上目標の進捗状況、リードの状態、クローズド取引などの重要な指標をリアルタイムに表示します。
これにより、営業チームのパフォーマンスを詳細に追跡し、即座に課題やチャンスを特定することができます。
さらに、ダッシュボードでは直感的なグラフやチャートを活用し、ビジュアルにデータを表示します。これにより、営業マネージャーは複雑なデータを分析する時間を節約し、重要な洞察に集中することができます。
営業パフォーマンスダッシュボードは、営業チームの目標達成と成果向上に向けた戦略的な意思決定をサポートします。営業マネージャーは、ダッシュボード上のデータを基にチームのパフォーマンスを評価し、必要なアクションプランを策定することができます。
Salesforceの営業パフォーマンスダッシュボードを活用することで、営業マネージャーは効果的なリーダーシップを発揮し、ビジネスの成功に向けた道筋を描くことができます。
本記事では、営業マネージャーがダッシュボードを最大限に活用するためのベストプラクティスを紹介します。
Salesforceのダッシュボード例
Salesforceの一般的なダッシュボードの例を3つ紹介します。
- 営業パフォーマンスダッシュボード
- リード管理ダッシュボード
- セールスパイプラインダッシュボード
営業パフォーマンスダッシュボードとして、営業チームの成果を一目で把握できるダッシュボードです。売上目標の進捗状況、リードの状態、クローズド取引などの指標を表示します。
リード管理ダッシュボードとして、リードの質と量を追跡するためのダッシュボードです。
リードの獲得経路、コンバージョン率、未処理のリード数などの情報を表示します。
セールスパイプラインダッシュボードとして、セールスの進行状況と収益見込みを可視化するダッシュボードです。
チームメンバーごとの取引ステージ、予想収益、勝率などを表示します。
Salesforceのダッシュボードボートを運用するコツ
営業マネージャーにとって、リアルタイムなビジネスデータを可視化し、効果的な意思決定を行うことは重要な課題です。
そこで、ダッシュボードの運用方法をマスターすることが必要です。
営業マネージャーがダッシュボードを最大限に活用するためのコツを3つ紹介します。
- Salesforce業務担当者をアサインする
- 見やすいダッシュボードにする
- 使用するレポートデータを常に整理・管理する
Salesforce業務担当者をアサインする
Salesforceではレポートやダッシュボードを扱う上で工数がかかりますので、担当者のアサインが必要です。
Salesforceに登録したたくさんのデータを扱い、グラフ化やリストの作成など、思った以上に時間と手間がかかります。
兼務ではなく、Salesforceの専任の担当がいると、運用においても問題がありません。
Salesforceの業務担当者をアサインするようにしましょう。
見やすいダッシュボードにする
ダッシュボードを関係者に見てもらうためには、重要なデータが分かりやすく表現されている必要があります。
KPIなどの適切な指標とそれを示すグラフの選択、レイアウトとデザインの最適化が必要です。
データのリアルタイムな更新をおこない、指標がグラフで分かりやすく確認できる必要があります。
ダッシュボードは定期実行し、メンバーに展開します。
常に共有することでリアルタイムの情報をメンバー間で共有するようにしましょう。
使用するレポートデータを常に整理・管理する
データソースの正確性と信頼性の確保がまず、重要です。
間違ったデータを参照してしまうと、ビジネス判断を間違ってしまう可能性があるからです。
担当者は、レポートデータが間違わないように異常値や欠損値のモニタリングと修正を常に行う必要があります。
またレポートデータは、場合によっては閲覧を制限する必要もあります。
その際は、データのセキュリティとアクセス制御の管理が必要になります。
使用するレポートデータの信頼性を高め、適切にデータを管理する必要があるでしょう。
Salesforceダッシュボードを営業シーン別に6つを紹介
営業シーン別のダッシュボードは、営業チームの各フェーズや活動を可視化するためのツールです。
リード獲得、商談推進、契約締結など、営業プロセスの各段階の進捗や指標を一目で把握することができます。
ダッシュボード上には、各ステージの取引数、見込み収益、活動履歴などが表示され、営業チームの目標達成に向けた戦略的な意思決定を支援します。
以下7つの営業シーンを紹介します。
- 営業とマーケの連携状況の見える化
- 売上予測の見える化
- 売上内容の見える化
- 競合と成約率/不成約率の見える化
- 営業活動の見える化
- 営業幹部へのレポート
営業とマーケの連携状況の見える化
営業とマーケティングの連携状況が見えるダッシュボードでは、マーケティング活動と営業成果の関係を視覚的に表示します。
リードの生成元、マーケティングキャンペーンへの参加、リードの品質などの指標が表示され、マーケティングと営業の協力を最適化するための情報を提供します。
売上予測の見える化
売上予測が見えるダッシュボードは、営業マネージャーや幹部にとって重要なツールです。売上予測は、現在のパイプラインの状況や見込み収益、予想される取引の進捗などを表示します。
ダッシュボード上でリアルタイムな売上予測を確認することで、ビジネス計画の策定や目標の設定に役立ちます。
売上内容の見える化
売上内容が見えるダッシュボードは、製品やサービス別の売上データを可視化するためのツールです。製品カテゴリや地域別の売上推移、トップ製品の売上ランキングなどが表示されます。
ダッシュボード上で売上内容を把握することで、市場動向や需要のトレンドを把握し、営業戦略の改善に活かすことができます。
競合と成約率/不成約率の見える化
競合と成約率/不成約率が見えるダッシュボードは、競合他社との勝率や喪失率を分析するためのツールです。
ダッシュボード上では、競合他社との対戦状況や成功率、敗北の原因などが表示されます。営業チームはこれらの情報を活用して、競争力の向上や営業戦略の最適化を図ることができます。
営業活動の見える化
営業活動が見えるダッシュボードは、個々の営業担当者の活動状況を追跡するためのツールです。
ダッシュボード上では、コール数、面談数、提案数などの活動データが表示され、営業の効率性や生産性を評価するのに役立ちます。
また、営業チームのベストプラクティスの共有や成果の可視化にも貢献します。
営業幹部へのレポート
営業幹部へのレポートダッシュボードは、重要な指標や成果をまとめて報告するためのツールです。
売上目標の進捗、キャンペーン効果、チームのパフォーマンスなどがダッシュボード上に表示され、営業幹部はリアルタイムなビジュアルレポートを利用してビジネスの状況を把握できます.
Salesforceダッシュボードをうまく運用し、管理をデジタル化しよう
ダッシュボードの効果的な運用は、営業マネージャーがビジネスの洞察力を高め、戦略的な意思決定を行うための重要なツールです。適切な設計、リアルタイムなデータの更新、チームとのコミュニケーション、ベストプラクティスの遵守などを通じて、ダッシュボードのパフォーマンスを最大限に引き出しましょう。
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