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Tableauの認定資格とは 概要や勉強法・おすすめの学習コンテンツを紹介

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BIツールであるTableauですが、CiscoやOracleやAWSと同じようにベンダー資格を設けています。
単一ツールに詳しくなっても汎用性がない、と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、Tableau 認定資格を取得するために学習を行うことはデータ分析についての理解を高めることに他ならないため、どのようなキャリアを目指していても、どの業界や役職においても役立ちます。

この記事ではTableauの認定資格について紹介させていただきます。

Tableau認定資格の概要

2021年11月現在、Tableauの認定資格には、Tableau Desktopの資格が1つ、Tableau Serverの資格が1つ、パートナー向けの資格が2つ、データ分析者向け資格が1つ、全部で4種類あります。
レベル別とはなっておらず、全体で5つの認定資格があります。

Tableauの公式HPでは上記の画像のように6つの資格が掲載されていますが、右上の「Desktop Certified Associate」は2021年9月末をもって終了となっています。
これまでも何度か認定資格の変更が行われているので、受験を考えている方・仕事上受験する必要のある方は注意しましょう。

Tableau Desktop Specialist

Tableau Desktop Specialistはこれまで存在していた2つの資格「Certified Associate」と「Certified Professional」よりも基礎的なレベルの資格と位置付けられており、Tableauを使い始めてスタートラインにいる方向けの資格内容になります。
このことは試験の形式にも表れていて、「Specialist」では試験時間: 60 分、設問形式: 択一・複数解答、問題数: 45 問 (得点対象 40 問、得点対象外 5 問)に対して、「Certified Associate」では試験時間: 2 時間(オンライン試験のセットアップにかかる時間は別途)、設問形式: 択一・複数解答・正誤・実技、問題数: 36、得点: 自動計算(配点は問題の種類によって異なり、実技問題の配点が高くなっています)です。

Tableau Certified Data Analyst

新設されたTableau Certified Data Analystは未だ日本語対応していないのですが、英語の試験ガイドを読んでいくと、実務レベルでの利用者を想定しているようです。ですので、試験内容もデータを整理して可視化したら終わりではなく、組織内で扱えるようにするところ(Tableau Onlineなどでの共有)まで試験範囲に入っているようです。

試験の形式は試験時間: 1.5時間(秘密保持契約の確認・同意含む)、設問形式:複数解答・複数応答・アクティブ画面・リスト作成・ドラッグアンドドロップ・ハンズオンラボ、問題数: 60(知識問題59・ハンズオン1)、得点: 自動計算となっています。

合格するための勉強方法

それでは各認定試験を突破するための勉強方法を紹介いたします。基本的に自主学習形式をベースとし、有償のコンテンツについてはポイントポイントで活用する形が効率良くておすすめです。

どこまで学習すべきかについては、出題範囲に含まれる各機能の「使用方法」と「使用場面」を他人にTableauで操作説明できるレベルを目指すと良いでしょう。というのも、初級以降の認定資格では一問一答ではなく、問題文章を読んで正しい選択肢(文章)を選択する形式の問題が大部分であり、ただ単語を暗記している、もしくは〇〇機能があるのは知っている、という状態では合格できない難易度だからです。
何となく単語は聞いたことがある/知っているという状態で済ますのではなく、Tableauの機能を理解し「実践」できる力が合格には必要不可欠となります。

試験の準備ガイドの確認

まずは公式HPで公開されている当該試験のドキュメントに一度目を通し、受けようとしている試験がどのような試験であることを確認すると良いでしょう。
どの領域についてどの程度の学習をすべきかを計画する叩き台として使うことをおすすめします。

サンプルとして「Tableau Desktop Specialist」の試験ガイド記載内容を一部掲載します。
試験内容の概要にはどのような領域から何割でるのかまで書いてあります。こちらでいえば、領域2に力をかけ、領域4はほどほどで、という計画が立てられそうです。

また、「各領域の目的」という項目には、各領域で出題されうる項目が並んでいます。

トレーニングビデオ

無料のトレーニングビデオが用意されています。これをみることで一通りのTableauの基礎を学ぶことができます。ライセンスごとにビデオが用意されていますが、Creatorの部分だけをまずは視聴することをおすすめします。

この画像ではバージョン2021.3(2021年11月現在の最新バージョン)のものを表示していますが、英語版ビデオしか掲載されていませんでしたので、過去バージョンである2021.1などに切り替えることで日本語対応しているコンテンツが表示されます。

過去バージョンにしても英語版しかないコンテンツもあるので、それは飛ばしても構いませんし、Tableau Prepも同様に飛ばしても試験に問題はございません。

e-Learning

Tableau社公式のe-Learning教材(有償)です。

こちらもトレーニングビデオと同様にライセンスごとに用意されています。費用は年間15,000円とクラスルームトレーニングより安価に抑えられていることに加え、自分の好きなタイミングで受講できるため、忙しい方や費用負担が難しい方にはおすすめです。Tableauを触ったことがある人や、講師がいなくても自己解決できるので問題ないという方向きの内容となっています。ただし、ビデオは全て英語(日本語字幕付き)なので、英語に苦手意識がある方には厳しいかもしれません。

なお、クラスルームトレーニングはオンラインで直接講師からトレーニングを受けることが可能で、網羅性もありつつハンズオンもあります。


こちらでは実際の画面を操作しながら講義を受けることができるので、Tableauを触ったことがないような初心者の方や、触ったことがあっても実技が不安という方にはおすすめです。ただし丸2日間かかる上に$1,400(およそ154,000円)もするので、個人的に受講するのは難しいかもしれません。

おすすめの学習コンテンツ

勉強方法にて紹介したもの以外に皆様におすすめしたい学習コンテンツを紹介させていただきます。

Udemy

最初のおすすめ学習コンテンツはUdemyです。先ほどのeLearningの類だと考えてください。費用は19,800円と少々高額ですが、頻繁にセールをやっているので学習計画を作っている時に定期的に確認すると安く購入できることもあります。
執筆時点(2021年11月)では94%OFFとなっていましたので、公式よりも圧倒的に安いですね。

こちらを使用することで、日本語の動画でTableauの基礎~試験問題レベルまで学ぶことができます。Udemyのベストセラー講座で、講師の木田先生は日本のTableau第一人者ですので安心して受講できますね。もし講座を受講して合わないなと感じても返金30日可能で、質問にも対応してもらえるので、非常にコストパフォーマンスに優れています。

YouTube

次のコンテンツはYouTubeです。無料なので使わない手はないでしょう。先ほど紹介した木田先生もチャンネルを開設しています。

体系的に整理して動画を投稿している方もいるかもしれませんが、個人的にはスポットスポットで補完したい知識分を見ることをおすすめします。

まとめ

Tableau認定資格の種類、学習方法、おすすめコンテンツを紹介させていただきました。

Tableauはデータ分析ツールとして、CiscoやOracle、AWSのようにベンダー資格制度を設けています。多くの方が「単一ツールの専門知識では汎用性が低い」と感じるかもしれませんが、Tableau認定資格の取得は、データ分析に対する理解を深め、業界や職種にかかわらず役立つスキルを身につける手段です。

現在、Tableauの認定資格は5つあり、Desktop SpecialistやCertified Data Analystなど、それぞれの役割に応じた資格が提供されています。
特に、資格を取得するための学習を通じて、Tableauの機能を理解し、実践するスキルが重要です。資格取得を目指す際は、公式のトレーニングビデオやe-Learning、Udemyなどの学習コンテンツを活用するのが効果的です。

認定資格の取得は、Tableauの基本から高度な分析までのスキルを証明し、データ分析における専門性を高めるためのステップです。資格の変更が行われることもあるため、最新情報をチェックしつつ計画的に学習を進めましょう。

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