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Power BIの書式設定とは? 意外と知らない便利機能や直感的な操作方法を分かりやすく解説

#Power BI #PBI #書式設定

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目次

Power BIでレポートを作り始めたものの、「どこで書式設定をするのか分からない」「グラフや表が見づらい」と感じたことはないでしょうか。
特に最新のUIでは設定方法が変わっており、以前の情報では迷いやすい場面もあります。

本記事では、Power BIの書式設定の基本から、ページ全体とビジュアルごとの違い、さらに「オブジェクト上の書式設定」といった最新機能まで分かりやすく解説します。
見やすく伝わるレポートを作るためのポイントを押さえていきましょう。

Power BIの書式設定とは?見やすいレポートを作るための第一歩


Power BIの書式設定は、単に見た目を整えるだけでなく、「情報を正しく伝える」ために重要な要素です。
同じデータでも、書式設定によって分かりやすさや印象は大きく変わります。

レポートの印象を左右する書式設定の重要性

書式設定が適切でないと、以下のような問題が起きやすくなります。

PowerBI書式設定の課題と例

一方で、書式設定を整えることで、ユーザーは迷わずに必要な情報へたどり着けるようになります。

書式設定では、「見た目を整える」だけでなく、何を伝えたいかを明確にすることが重要です。

  • 強調したい指標は色やサイズで目立たせる
  • 補足情報は目立ちすぎないようにする
  • ユーザーが最初に見るべき場所を意識する

このように情報の優先順位を意識することで、レポートの理解しやすさが大きく向上します。

「ページの書式設定」と「ビジュアルの書式設定」の違い

Power BIの書式設定は、大きく2つに分けられます。
ページの書式設定とビジュアルの書式設定の違い

ページ全体のデザインを整える「ページの書式設定」

ページの書式設定は、レポート全体の印象を決める重要な要素です。
背景やサイズ、フィルターの表示方法を整えることで、見やすさや使いやすさが大きく向上します。

ページ情報とキャンバスの設定(サイズ・背景・壁紙)

まずは、レポートの土台となるページ設定から整えましょう。

・「ホーム」を選択→「ページの書式設定」(ペンマークのアイコン)を選択
ページの書式設定

ページの書式設定の主な設定項目は以下の通りです。
ページの書式設定の主な設定項目

フィルターペインのカスタマイズで見やすさを向上

フィルターペインも、レポートの使いやすさに大きく影響します。
不要なフィルターが多いと、利用者が迷いやすくなるため、必要な項目だけを表示することが重要です。

Power BIでは、ページ・レポート・ビジュアル単位でフィルターを設定できます。
利用者に見せる必要がないフィルターは非表示にし、操作対象だけを残すことで画面がすっきりします。
ページ・レポート・ビジュアル単位のフィルター設定

フィルターペインの主な調整ポイント
フィルターペインの主な調整ポイント

フィルターペインは、設定項目を増やすよりも、迷わせない設計を意識することが大切です。

グラフや表をより分かりやすく!「ビジュアルの書式設定」

ビジュアルの書式設定は、レポートの「分かりやすさ」を大きく左右します。
同じデータでも、ラベルや色、軸の設定次第で伝わり方が大きく変わります。

とマトリクスの書式設定(スタイルプリセット、条件付き書式※「セル要素」や「特定の列」など)

テーブルやマトリクスは、情報量が多いため「見やすさ」が特に重要です。

  1. まずは対象のテーブルやマトリクスを選択
  2. テーブルとマトリクスの書式設定(スタイルプリセット

  3. 「ビジュアルの書式設定」が表示される
  4. テーブルとマトリクスの書式設定(スタイルプリセット

テーブルとマトリクスの「ビジュアルの書式設定」の主な設定項目
テーブルとマトリクスのビジュアル書式設定の主な設定項目

スタイルのプリセットの変更例)
「規定」にすると以下のようなテーブルの表示になります。
スタイルのプリセットの変更例

続いて、スタイルのプリセットを「太字のヘッダー」に変更すると以下のようなテーブルの表示になります。
スタイルのプリセットを太字のヘッダーに変更

条件付き書式(「特定の列」の変更例)
列:商品カテゴリ、背景色「なし」の場合は以下のようなテーブルの表示になります。
条件付き書式(「特定の列」の変更例

続いて、条件付き書式(「特定の列」)の系列:商品カテゴリ、背景色「Blue」に変更すると以下のようなテーブルの表示になります。
条件付き書式

グラフの書式設定(ズームスライダー、データラベル、X軸/Y軸の調整など)

グラフは「直感的に理解できるか」が重要です。

  1. まずは対象のグラフを選択
  2. グラフの書式設定(ズームスライダー、データラベル、X軸/Y軸の調整)

  3. 「ビジュアルの書式設定」が表示される
  4. グラフの書式設定(ズームスライダー、データラベル、X軸/Y軸の調整)

グラフの書式設定の主な設定項目
グラフの書式設定の主な設定項目

スライサーの書式設定(日付間の指定、ドロップダウンなどのスタイル変更)

スライサーは「操作性」を大きく左右する重要な要素です。

  1. まずは対象のスライサーを選択
  2. スライサーの書式設定(日付間の指定、ドロップダウンなどのスタイル変更)

  3. 「ビジュアルの書式設定」が表示される
  4. ビジュアルの書式設定

スライサーの書式設定の主な設定項目
スライサーの書式設定の主な設定項目

例)スライサーの「指定の値の間」を1~12月にした時と、6~12月に変更した場合(スタイルの変更画面。)
▼1~12月
スタイルの変更画面

▼6~12月
スタイルの変更画面

ビジュアルごとの調整だけでなく、全体としての統一感も重要です。
スライサーポイント

これらを意識するだけでも、レポートの見やすさは大きく向上します。
スライサーは利用者が直接操作するため、項目名は分かりやすく変更し、配置順も利用頻度に合わせて整理すると操作性が向上します。

(2026年最新)『オブジェクト上の書式設定』を使った直感的な操作方法


Power BIでは、従来の「書式ペイン」だけでなく、グラフ上で直接編集できる「オブジェクト上の書式設定」が使えるようになっています。より直感的に操作できるため、初心者でも迷いにくいのが特徴です。

オブジェクト上の書式設定(On-object interaction)とは?

オブジェクト上の書式設定とは、ビジュアルを直接クリックしてその場で編集できる機能です。

従来との違い
オブジェクト上の書式設定(従来との違い)

グラフ上で直接タイトルやラベルを編集する手順

オブジェクト上の書式設定は、以下のように操作します。

基本手順

  1. グラフをクリック
  2. グラフ上で直接タイトルやラベルを編集する手順
    ※Microsoft公式から引用

  3. 変更したい要素(タイトル・ラベルなど)をクリック
  4. グラフ上で直接タイトルやラベルを編集する手順
    ※Microsoft公式から引用

  5. 表示されるメニューから編集
  6. グラフ上で直接タイトルやラベルを編集する手順
    ※Microsoft公式から引用

できることの例
オブジェクト上の書式設定でできること

従来の書式ペインとの使い分けポイント

オブジェクト上の書式設定は便利ですが、すべてをカバーしているわけではありません。
用途に応じて使い分けることが重要です。

使い分けの目安
従来の書式ペインとの使い分けポイント

また、オブジェクト上の書式設定は便利な機能ですが、使いすぎには注意が必要です。

  • 細かい設定は書式ペインの方が適している
  • 誤操作で設定が変わりやすい
  • チームで使う場合は操作ルールを決めておくと安心

特にチーム開発では、設定方法を統一しておくことで、レポートの品質を維持しやすくなります。

さらに効率化!テーマ設定とテンプレート化の活用


ここまでで書式設定の基本は理解できましたが、毎回同じ設定を繰り返すのは手間がかかります。そこで活用したいのが、「テーマ設定」と「テンプレート化」です。
レポートの見た目を統一しつつ、作業効率を大きく向上させることができます。

毎回書式設定を行う手間を省くには?

書式設定を効率化するためには、「都度設定」から「仕組み化」へ切り替えることが重要です。

よくある非効率な状態
書式設定が非効率な状態

解決方法
書式設定を効率化する方法

Power BIのテーマ設定とテンプレート化とは?レポート管理・標準化を分かりやすく解説

Power BIでは、テーマ設定とテンプレートを活用することで、書式設定を自動化・標準化できます。

それぞれの役割
Power BIのテーマ設定とテンプレートの役割

テーマやテンプレートを活用する際は、以下の流れで進めるのがおすすめです。

  1. よく使うレポートのデザインを整理する
  2. 色・フォント・レイアウトのルールを決める
  3. テーマファイルやテンプレートとして保存する

このように段階的に整備することで、無理なく標準化を進めることができます。

 テーマ設定やテンプレート化については、以下の記事で詳しく解説しています。
◆Power BIのテーマ設定とテンプレート化とは 概要や使い方、設計方法を分かりやすく解説

まとめ:書式設定をマスターして伝わるレポートを作成しよう


Power BIの書式設定は、レポートの見やすさや使いやすさを大きく左右する重要な要素です。

本記事で紹介したポイントを整理すると、以下の通りです。
書式設定のポイント

書式設定を適切に行うことで、データの伝わり方は大きく変わります。
まずは基本設定から始め、徐々に効率化や標準化にも取り組んでいきましょう。

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