Account Engagement(旧:Pardot)を使ったランディングページの作り方とは?基本編
#pardot #Account Engagement #ランディングページ
目次
- 1. Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページとは?
- 2. Account Engagement(旧:Pardot)でランディングページを作るメリット
- 3. Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページの作成
- 3.1 Account Engagement(旧:Pardot)フォームを準備する
- 3.2 レイアウトテンプレートを作成する
- 3.3 名前設定
- 3.4 フォーム選定
- 3.5 コンテンツレイアウトの選定
- 3.6 コンテンツ作成
- 3.7 確認して保存
- 3.8 完了アクション設定
- 3.9 ランディングページレポートで効果測定
- 4. Account Engagement(旧:Pardot)を使ったランディングページ作成の注意点
- 5. まとめ
「Account Engagement(旧:Pardot)でランディングページを作るには、どうやって始めるの?」
Account Engagement(旧:Pardot)には、ランディングページ作成機能があります。ランディングページは、見込み客に行動を起こしてもらうための重要な部分です。そのため、ランディングページの役割や仕様を理解していないと、結果につながりにくくなります。
この記事では、Account Engagement(旧:Pardot)を使ったランディングページの作成方法について基本的な部分を紹介しましょう。MAツールで作るランディングページの注意点などもあわせて解説します。参考にしてみてください。
Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページとは?
Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページとは、Account Engagement(旧:Pardot)のプロスペクトを増やすための施策の1つです。一般的なWebページのように認知の目的ではなく、コンバージョン獲得を目的にしたページになります。具体的にAccount Engagement(旧:Pardot)ランディングページは、次のような誘導が目的です。
- ビジター(潜在層)のプロスペクト化
- ホワイトペーパーと引き換えにメールアドレスの入手
- 顧客情報入手のためのセミナー開催
Account Engagement(旧:Pardot)でランディングページを作るメリット
Account Engagement(旧:Pardot)でランディングページを作るメリットは、自社でサーバーを持たなくて済むことではないでしょうか。Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページは、Account Engagement(旧:Pardot)上で入力フォームのあるページを作成できます。そのため、Web制作会社に依頼する必要がありません。
Account Engagement(旧:Pardot)で用意されているテンプレートを活用すれば、マーケティング担当者が自分で作れます。Account Engagement(旧:Pardot)では、用意されているテンプレートだけでも、入力フォーム付きのランディングページ作成が可能です。
Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページの作成
Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページは、次の手順で作成します。
Account Engagement(旧:Pardot)フォームを準備する
Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページの作成では、事前にフォームを用意しておくことが必要です。Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページでコンバージョンを設置するには、埋め込みフォームが必要になります。埋め込みフォームは、ランディングページ作成画面では作成できません。そのため、事前に用意しておく必要があります。
フォームは、「マーケティング」→「フォーム」→「フォーム」→「フォームを追加」から新しいフォームの作成が可能です。設定が必要な項目は次のようになります。
レイアウトテンプレートの作成:デフォルトレイアウト・編集可能なレイアウト
フォームの作成:目的に合ったフォームを作成
名前設定:タイトルやURLなどを設定
フォーム選定:事前に作成したフォームを選択
コンテンツレイアウトの選定:コンテンツレイアウト
コンテンツ作成:ページコンテンツの作成
確認して保存:できあがったページのプレビュー表示
完了アクション設定:フォーム送信完了時のアクション設定(メール配信・キャンペーンへの追加など)
レイアウトテンプレートを作成する
Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページでは、レイアウトテンプレートのカスタマイズが可能です。レイアウトテンプレートの作成は、次の手順で実行します。
「マーケティング」→「ランディングページ」→「レイアウトテンプレート」→「レイアウトテンプレートを追加」
レイアウトテンプレートを追加するには、デザインを選ぶことが必要です。Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページは、2種類のテンプレート形式選定から始めます。テンプレート形式は、「ストックテンプレート」と「私のテンプレート」です。
自分で作成する場合は、「私のテンプレート」を選択して、6種類のレイアウトテンプレートからデザインを選びます。
新規開始:シンプルなデザイン
2列強調表示:メインコンテンツを2列強調表示にしたデザイン
3列中央揃え:メインコンテンツを3列表示にしたデザイン
2列シンプル:一般的な2カラムデザイン
2列強調表示ワイドフォーム:2列強調表示+ワイドフォームの組み合わせデザイン
2列シンプルワイドフォーム:2列表示+ワイドフォームの組み合わせデザイン
「私のテンプレート」の形式でテンプレートを作成するには、HTMLやCSSの知識が必要です。
名前設定
Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページでは、ランディングページの「名前」を選定します。
名前選定の画面では、フォーム送信後の設定も必要です。フォーム送信後の設定では、「Account Engagement(旧:Pardot)キャンペーン」や「Salesforceキャンペーン」を選択します。
名前:ランディングページの名前
タグ:検索用にページのメインキーワード入力
フォルダー:ページコンテンツの格納フォルダーの選択
タイトル:ランディングページのタイトルを入力(SEO要素)
説明:ページの要約・ディスクリプション
キャンペーン:Account Engagement(旧:Pardot)キャンペーンやSalesforceキャンペーンを選択可能
トラッカードメイン:自社ドメインによりAccount Engagement(旧:Pardot)管理画面にアクセスできる設定
バニティドメイン:自社ドメイン(サブドメイン)
フォーム選定
フォーム選定とは、Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページの準備段階で作成したAccount Engagement(旧:Pardot)フォームの選択のことです。作成したフォームが複数ある場合は、ランディングページの目的に合ったフォームを選択します。複数のフォームがあれば、見込み客の状態によって使い分けられます。
コンテンツレイアウトの選定
コンテンツレイアウトの選定では、自分で作成したレイアウトテンプレートを選ぶか?デフォルトで用意されている「ストックテンプレート」の選択が可能です。ランディングページ作成の経験がない場合は、ストックテンプレートを使うことをおすすめします。
コンテンツ作成
コンテンツ作成では、次の機能を使ったページコンテンツの作成が可能です。
- 画像
- テキスト
- 動画
- 表
- ボックス
- ボタンなど
Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページのコンテンツ作成では、一般的なWebページ制作に必要な機能が備わっています。 ランディングページのコンテンツは、ボックスやテキストなどを自由に配置して作成することが可能です。
確認して保存
できあがったランディングページは、「ランディングページをプレビュー」で表示動作を確認しましょう。ページ表示や動作に問題なければ、「確認して保存」で作成完了です。
完了アクション設定
完了アクションでは、ランディングページのフォームから入力したユーザーに向けて返す行動を設定します。行動は、メールの自動配信やキャンペーンの提案などです。完了アクションは、見込み客の状況によって変更が必要になります。
ランディングページレポートで効果測定
Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページを公開したら、ランディングページの効果測定です。ランディングページでは、ページビュー数やコンバージョン数などを測定することが出来ます。Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページでは、ランディングページレポート画面で測定数値の確認が可能です。効果測定は、計測数値を参考に更なる施策に役立てられます。
Account Engagement(旧:Pardot)を使ったランディングページ作成の注意点
Account Engagement(旧:Pardot)を使ったランディングページ作成では、注意点があります。
注意すべき点は、Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページに埋め込んだフォームの集計がフォーム側で集計されないことです。Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページにフォームを埋め込むことにより、ユーザー行動がAccount Engagement(旧:Pardot)ランディングページ側で集計されます。集計データの確認では、注意が必要です。
まとめ
今回は、Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページの作り方の基本的な部分を解説してきました。
Account Engagement(旧:Pardot)ランディングページは、MAツール「Account Engagement(旧:Pardot)」のマーケティング機能と連動していることが特徴です。
そのため、ランディングページにアクセスするユーザーに行動を起こさせる役割を持ちます。
ユーザーの行動は、Account Engagement(旧:Pardot)のプロスペクトレコードに保存されるデータの1つです。段階をふまえた訴求には、重要な役割となります。
<MAツール運用>
弊社ではAccount Engagementの導入から運用・課題解決までフルサポートさせていただいています。
自社で詳しい人間がいない、設定するが大変な方はぜひお気軽にお問い合わせください。
>>Account Engagementについてはこちらのページで詳しく紹介しています。