RPAとはなにか?製品や特長、ツールなど幅広くご紹介します
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目次
RPAとはなにか?製品とその特長
RPAがロボティック・プロセス・オートメーションの略であることは、既にご承知の方も多いかもしれません。人の手を借りずに車を作る”ロボット”のように、ソフトウェア上で動作するロボットがPC作業を自動化します。ここではRPAを実現するソフトウェア製品について、いくつか紹介しします。
RPAツール1:WinActor
NTTデータが開発した純国産RPAソフトウェアで、日本でのシェアNo.1を誇っています。画面構成が比較的単純であり、ユーザー自身が開発・運用できるよう設計されているのが特徴です。
RPAツール2:BizRobo!
RPAテクノロジーズが提供するソフトウェアで、WinActorに引けを取らない知名度を持っています。動作させるための設定方法に多少癖があり、使いこなすにはある程度の学習と経験が必要です。
RPAツール3:UiPath
アメリカに本社を持つUiPath社が提供するソフトウェア。日本法人UiPath Japanも設立され、ソフトウェアや教育プログラムの日本語化等、日本での活動を活発化させています。
RPAツール4:Workfusion
無料のRPAソフトという話題性で一躍有名になったソフトウェア。無料ながらタスクのスケジューリング機能も有していますが、他のソフトと比べて実行できる動作にやや不満が残っています。
全てのソフトウェアに共通して言えることとして、ノンコーディングで開発を進められるという点があります。基本的には複雑なプログラムを書かずとも、決められた動作のパネルをドラッグアンドドロップする、もしくはエクセルの「マクロの記録」のように動作を記録し、再現させることもできます。これはシステム管理部などを通さずとも、実際にロボットを利用・運用するユーザー部門の主導でRPAの活用を促進することができることを意味します。
世界一RPAに向いている日本の職場
日本人は真面目で勤勉。そう言われて久しいですが、しかしながら同時に、日本の生産性の低さについて議論されることも増えてきました。日本のGDPは中国に抜かれたとはいえ世界第3位ですが、国民一人当たりのGDPは世界で26位、時間当たりの労働生産性も21位と、決して高くはありません。アメリカが、カリスマ的なトップに”牽引されている”社会であるとするなら、日本は間違いなくボトム(現場)が”下支えしている”社会といえます。現場が上から降ってくる仕事を必死にこなして、何とか回している社会であり、さらにどのような仕事に対してもノーと言わない。前提が無茶な仕事に対して、実行方法をよく考える時間もなく非効率的なアプローチと長時間の残業をもってなんとか終わらせ、そして「この仕事は、どうやったら効率よくできたのだろう?」と考える間もなく次の仕事が降ってくる。あの業務を効率化しよう、なんて考える暇もない。コストをかけてシステム化するほどでもない、だからといって人がすぐに増えるわけでもない…。
RPAが得意とするのは、まさにこの状況です。ロボットが、誰かの仕事を代替します。そしてそのロボットは現場目線で、現場主導で開発することができ、活躍させることができます。システムを導入するより、人を雇うよりコストは低く抑えられる。会社に残された”負の遺産”が効率化の金脈になり得るのです。
RPAの効果は“副作用”にこそある
RPAを導入したときの最大のメリットとは何でしょうか?どのような効果を期待して導入するのでしょうか?最初に思いつくのは、”社員の手作業による繰り返し発生する単純作業”を自動化し、人件費と労働時間を大きく軽減することでしょう。
もちろん、初めの第一歩の”作用”はそれで大丈夫です。ですが、実は、RPAの最大のメリットは”副作用”にあると言っても過言ではありません。まず、単純作業をRPAに代替してもらうことにより、他の高度な作業や仕事について割ける時間が増え、業務スピード、業務品質の向上が見込めます。もしくは、今までデータ処理を担当していた人員をより高度でクリエイティブな他の業務に割り当てることができ、そこでも副次的な利益が期待できます。また、社内全体で業務の効率化に対する意識が高まり、仮にRPAで代替できなかったとしても、その他の方法で業務効率をアップすることを考えたり、その業務そのものの必要性を再度問うきっかけが生まれたりします。このような好循環を発生させ、会社全体を活性化させることがRPAを導入した企業にもたらされるメリットであったという声も聞かれています。
小さく始めるRPA
現場に「効率化に関する具体的なアイディア」があっても、それをすぐに実現することは出来ませんでした。アイディアを元に実際にシステムを構築するとなるとコストもかかるため、ある程度の時間を使って検討をすることになります。その間に状況が変化してしまい、当初のアイディアが意味をなさなくなってしまうこともあるのです。
このような問題に対して、RPAを導入することは非常に効果的です。現場が抱えている問題をヒアリングし、複雑なプログラミングをすることなしに、素早くロボットを開発できるからです。さらに、業務の追加・変更に対して、その都度修正をかけることも容易です。まずは1業務からでも始めることが大切で、そこから適用範囲を広げていくのが「小さく始めるRPA」の基本的なスタンスといえます。弊社では小さく始めて大きな効果をもたらすような、RPAを適用する業務選定や、出来るだけ安価でRPAを導入する支援を行っています。ぜひご検討して頂き、ご相談して頂ければ幸いです。