Account Engagement(旧:Pardot)とオンラインセミナーはなぜ相性がいいのか?
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目次
- 1. Account Engagementとオンラインセミナーの相性がよい理由
- 1.1 Account Engagementでオンラインセミナーを開催したときの成果
- 2. Account Engagementに連携可能なセミナーシステム
- 2.1 Webex Events
- 2.2 ReadyTalk
- 2.3 GoToWebinar
- 3. Account Engagementとオンラインセミナーシステムの連携によりできること
- 3.1 オンラインセミナーの参加者情報をAccount Engagementでチェックできる
- 3.2 セミナー参加者へサンキューメールを自動配信できる
- 3.3 セミナー参加者の履歴管理ができる
- 4. オンラインセミナー告知をランディングページ&フォームで実行できる
- 5. まとめ
Account Engagement(旧:Pardot)とオンラインセミナーは、なぜ相性がよいのでしょうか?コロナの影響から3密回避のため、リアル会場に集まるセミナー開催が激減しました。リアルセミナーの代わりにオンラインセミナー(ウェビナー)の開催が増えている状況です。
オンラインセミナーとAccount Engagementの相性は、セミナーと連携するMAツールの機能が「どのように集客効果を引き出すか?」になります。
この記事では、Account Engagementとオンラインセミナーについて解説します。オンラインセミナーに必要なセミナーシステムも紹介しましょう。セミナー開催から見込み客獲得につなげることが目的のマーケティング担当者は、ヒントにしてみてください。
Account Engagementとオンラインセミナーの相性がよい理由
Account Engagementとオンラインセミナーは、相性のよい組み合わせです。2つを連携させることにより、セミナー参加者をナーチャリングして自社ビジネスの興味深度を増やす効果が期待できます。
Account Engagementでは、見込み客の購買プロセスにあわせて最適な訴求が可能です。オンラインセミナーにおいても、Account Engagementでナーチャリング設計することにより、参加者の購買プロセスに最適な訴求ができます。
Account Engagementとオンラインセミナーによる連携で集客効果を得るには、セミナーシステムが必要です。Account Engagementとセミナーシステムを連携させれば、ライブ配信やストリーミングなどでオンラインセミナーを開催できます。
Account Engagementでオンラインセミナーを開催したときの成果
Account Engagementでオンラインセミナーを開催したときの成果は、次の3つです。
- Account Engagementにプロスペクトとして自動登録
- プロスペクトとしてセミナー後の関係性を継続するためメール配信の自動化
- セミナー参加者のデータをAccount Engagementにより一元管理
Account Engagementによりオンラインセミナーを開催した場合は、参加者をプロスペクトとしてナーチャリングできます。オンラインセミナーとAccount Engagementは、連携できるためAccount Engagement上での設定を基準としてリードナーチャリングを展開することが可能です。
Account Engagementに連携可能なセミナーシステム
Account Engagementに連携可能なセミナーシステムとして、次の3つを紹介します。
- Webex Events
- Ready Talk
- GoToWebinar
Webex Events
Webex Eventsは、米国のネットワーク機器大手シスコが提供するオンラインセミナーシステムです。Webex Eventsは、最大参加者が3,000人規模のセミナーを開催できます。セミナー形式がストリーミング配信の場合は、40,000人の参加が可能となるシステムです。Webex Eventsは、通常のスライドによるプレゼンだけではなく、次の機能が利用できます。
- ビデオ会議
- 画面共有
- Q&A
- 投票
- チャット
Account EngagementとWebex Eventsを連携する方法
Account EngagementとWebex Eventsを連携するには、Account Engagementでコネクター設定が必要です。コネクター設定には、管理者権限としてのAccount Engagementへのアクセス権とWebex Events CCHへのアクセス権を用意しておきます。連携する手順は、次のとおりです。
- Account Engagementへログイン
- 「管理」→「コネクター」を選ぶ
- 「+新規コネクターを作成」を選ぶ
- 「Webセミナー」の中から「Webex」を選ぶ
- 事前に登録しておいた管理者権限によるWebexアカウントの入力
- Webexアカウントのパスワードを入力
- Webexで利用するドメイン名を入力
- Account Engagementキャンペーンを紐づけ
- 「コネクターの作成」を選ぶ
ReadyTalk
ReadyTalkは、米国ジョージア州に本社のあるPGi社が提供するビデオ会議システムです。ReadyTalkでは、ウェビナー機能の「GlobalMeet」を活用します。GlobalMeetの機能は次のとおりです。
- ビデオ会議
- イベント後の分析
- 投票
- Q&A
- ソーシャルメディアフィード
Account EngagementとReadyTalkを連携する方法
Account EngagementでReady Talkコネクターを設定します。設定では、コネクターを追加してオンラインセミナーデータをAccount Engagementに同期することが目的です。
- Account Engagementへログイン
- 「管理」→「コネクター」を選ぶ
- 「+新規コネクターを作成」を選ぶ
- 「Webセミナー」の中から「ReadyTalk」を選ぶ
- ReadyTalk無料通話番号とアクセスコード、パスコードの入力
- Account Engagementキャンペーンを紐づけ
- 「コネクターの作成」を選ぶ
- コネクターの保存が完了したら「今すぐ検証」を選ぶ
GoToWebinar
GoToWebinarは、米国LogMeIn,Inc社が提供するオンラインセミナーシステムになります。参加者は、アプリのインストールが必要です。
GoToWebinarとAccount Engagementを連携する方法
GoToWebinarとAccount Engagementの連携では、事前にGoToWebinarの主催者アカウントを取得する必要があります。コネクターの設定は、次のとおりです。
- Account Engagementへログイン
- 「管理」→「コネクター」を選ぶ
- 「+新規コネクターを作成」を選ぶ
- 「Webセミナー」の中から「GoToWebinar」を選ぶ
- GoToWebinarの主催者アカウント「ユーザー名」を入力
- Account Engagementキャンペーンを紐づけ
- 「コネクターの作成」を選ぶ
- コネクターの保存が完了したら「今すぐ検証」を選ぶ
Account Engagementとオンラインセミナーシステムを連動するには、コネクターの設定が必要になります。
Account Engagementとオンラインセミナーシステムの連携によりできること
コネクターの設定は、Account Engagementとオンラインセミナーシステムの連携に必要不可欠です。オンラインセミナーシステムとAccount Engagementを連携することにより、集客の可能性が広がります。ここでは、Account Engagementとオンラインセミナーシステムの連携によりできることを紹介しましょう。
オンラインセミナーの参加者情報をAccount Engagementでチェックできる
オンラインセミナーの参加者は、Account Engagement上で自動的にプロスペクトに登録される仕組みです。Account Engagement上でセミナー参加者の情報をチェックするには、「接続アプリケーション」→「Webセミナー」カテゴリで詳細データが表示されます。
Account Engagementとオンラインセミナーシステムを連携することにより、セミナーシステム側から参加者データをエクスポートする必要がありません。連携により、参加者情報の取得を自動化できます。
セミナー参加者へサンキューメールを自動配信できる
オンラインセミナー開催後には、適切なタイミングでのメール配信が効果的です。Account Engagementでは、セミナー参加者に対して、サンキューメールの自動配信ができます。
参加者が多い場合は、自動化が不可欠です。Account Engagementでは、メールの自動配信にEngagement Studioを使います。Engagement Studioとは、Account Engagementに登録された見込み客や既存顧客の建ちポイントを管理する機能です。セミナー参加者をナーチャリングするために必要な機能となります。
セミナー参加者の履歴管理ができる
Account Engagementでオンラインセミナーを開催した場合、セミナー参加者の履歴管理ができます。たとえば、Account Engagementに登録されたプロスペクトの次のような情報です。
- セミナー申込回数
- セミナー参加回数
- セミナー欠席回数
- セミナーキャンセル回数
これら履歴データを活用して、プロスペクトの状況にあわせた訴求ができます。初心者向けのセミナーや上級者向けのセミナーなど幅広くコンテンツを用意している場合は、プロスペクトの状況にあわせた提案が可能です。
オンラインセミナー告知をランディングページ&フォームで実行できる
Account Engagementとオンラインセミナーの連携により、Account Engagementランディングページ&フォームでセミナー告知ができます。告知を有効にするには、Account Engagementフォームの完了アクションで「キャンペーン追加」を選び、キャンペーンの状況を「申し込み」に変更することが必要です。変更により、Account Engagementで申込者管理ができるようになります。
まとめ
本記事では、Account Engagementとオンラインセミナーの相性について、オンラインセミナーシステムとの連携を中心に解説してきました。オンラインセミナーは、コロナの影響により需要が増えています。会場型のセミナー開催以上に参加者を増やしたり、コンテンツを充実させたりできるのが特徴です。
オンラインセミナーは、商談前の集客チャネルとしても有効な手段となります。見込み客の購買プロセスにあわせて訴求するには、重要な取り組みになるでしょう。
<MAツール運用>
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