【事例:東京都・メーカー】既存BIツールからPower BIへの移行/分析用DB構築
弊社のコンサルティングに関する活動報告です。
2010年・既存BIツールからPower BIへの移行を行い、分析用DB構築をした東京都のメーカーの事例をご紹介します。
課題や問題点
既存BIのベースとなるプラットフォームの移行に伴い、BIが使えなくなったことを背景に、Power BIへの移行がしたいとの依頼を受けました。
コンサルティング内容
会議資料として使用していたBIレポートの構築が第一課題。それに伴い、業務システムを直接取り込むのではなく、Power BIに最適化させた中間データベース設計により、分析自由度を高め、将来にわたって使用可能な分析プラットフォームを構築しました。
コンサルティングの詳細内容
BIツールの移行にあたって、BIに関しての知見のあるユーザーがいなかったこと、また、新しくリソースを割けないことが大きな課題でした。また、業務システムのデータベースが特殊な構造を持っていたため、併せてPower BIに最適なデータベースの開発が必須であった。
コンサルティングの効果
この開発により、各部署が共通のデータを使って分析を行うことが可能になるとともに、Office365との連携により、ExcelデータやCSVデータなどのローカルデータも組み合わせて普段業務に使われているようなデータを使ったローカライズ分析も行えるようになった。現在では徐々に一般ユーザーがレポートのアレンジや構築を行えるようになってきており、データリテラシーの向上とともにPower BIの強みであるセルフ分析ができる環境が整いつつあります。