病床機能報告データ提供サービス
お客様が活用しやすいように加工した病床機能報告データを
提供いたします。
サービス概要
病床機能報告とは、医療機関がその有する病床(一般病床及び療養病床)について担っている医療機能を自ら選択し病棟単位を基本として都道府県に報告する仕組みで、都道府県は情報を活用し医療計画においてその地域にふさわしい地域医療のビジョンを策定します。
病床機能報告には全国の有償医療機関について有益な情報が多く記載されています。
お客様が活用しやすいように加工した病床機能報告データを提供するとともに、オプションでデータ活用方法検討やデータ分析もご支援いたします。
このようなお悩みはないでしょうか?
- 厚生労働省から公表されているオープンデータに興味はあるが、どのように活用すればいいかわからない
- 知りたい情報を取り出すのに非常に時間がかかる。うまくデータを取り出せない
- 病床機能報告データと自社の病院マスタを紐付けて管理することができない
データ分析画面サンプル
フロッグウェルの神奈川県の医療機関に関する活用事例をご紹介します。
病床稼働率や平均在院日数、臓器ごとの手術件数などマーケッターや営業の方の分析データとしてご活用できるとご好評を得ております。
フロッグウェルでは各企業様の目的に合わせてデータ作成することも可能です。
病床機能報告データ提供サービスを活用した課題解決
病床機能報告データは、厚生労働省のウェブサイトから誰でも無料で取得することができるデータです。
一方で、医療系オープンデータは対象となる医療機関の総数が約10万件、項目も多岐にわたるため、それぞれの用途に合わせて加工しにくい、といったデメリットもあります。
当社の病床機能報告データをご利用いただくことで、余分なデータ加工にかかる工数を抑え、必要なデータを即時に手に入れることができます。
- 約40のテーブルに細分化することで今すぐデータベースにて使用することが可能
- エクセル管理を想定した1テーブル集計バージョンも用意
- フロッグウェルの病院マスタと紐づけることで二次医療圏や年度経過を把握可能
具体的なサービス内容
病床機能報告データの提供
お客様が活用しやすいように加工した病床機能報告データを提供します。
項目名 | 概要 |
---|---|
入院基本料・特定入院料件数 | 7対1入院基本料から地域包括ケア病棟入院料や特定一般病棟入院料等、60項目のレセプト件数を掲載 |
病床数 | 許可病床/稼動病床に対してそれぞれ一般病床/療養病床を掲載 |
病棟機能区分 | 現在/6年後の機能区分を掲載(高度急性期/急性期/回復期/慢性期/その他休棟中等) |
新規入棟/退棟患者数 | 7月~6月の1年間に新規入棟や退棟した患者数を掲載 合わせて6月の1ヶ月間に新規入棟や退棟した患者数を掲載 |
職員数 | 看護師や助産師、理学療法士等の人数を常勤/非常勤単位で掲載、病棟レベルの他に手術室や外来部門についても併記 |
医療機器台数 | 保有機器数を掲載、CTやMRIは種別で分類 |
全身管理 | 中心静脈注射や呼吸心拍監視、ドレーン法等の全身管理関連についての処置件数を |
全身麻酔 | 臓器毎の手術件数を掲載 |
重症度・看護必要度 | 重症度/医療・看護必要度の基準を満たす患者の割合を種別毎に |
褥瘡 | 重度褥瘡処置や褥瘡評価実施加算、重症皮膚潰瘍管理加算の件数を掲載 |
診療科 | 5割以上の患者を診療している診療科を”主とする診療科”、5割を超える診療科がない場合は”上位3つの診療科”を掲載 |
オプションサービス
ただ単にデータを持っていても、それだけではあまり役に立つものとはいえません。
私たちはデータ活用法やデータ分析についてもアドバイスを行っております。
詳細についてはお問い合わせください。
ご希望の方には病床機能報告データのサンプルをお配りしております。
ご希望の方は下記のお問い合わせフォームよりお申し込みください。
サービス導入の流れ
- フロッグウェルから利用申込書を送付いたします
- 利用申込書をご提出ください。
・『医療系データ 利用申込書』に必要事項を記入いただき、『申込者』欄に署名もしくは押印の上、PDFファイルをメールにてご返送ください。
・利用規約をご確認の上、お申込みください。 - 医療機関マスタを毎月提供いたします。
・毎月申込書に記載いただいたご担当者宛にメールにてダウンロード用URLをお知らせします。
・医療機関マスタは、csvファイルにてご提供します。
・病床機能報告データは年に一度公表されるデータを元に作成しています。基本的に最新版を提供いたしますが、過去分のデータが必要な場合は過去分もご提供します。(別途料金が必要となります)
導入後の効果
活用事例:医療機器メーカー
自社商品にニーズがある医療機関をピンポイントで探す
病床機能報告データでは、各医療機関の施設や治療内容を見てとることができるため、特殊な医療機器を扱っているメーカ様にとっては、自社商品にニーズがある医療施設をピンポイントで探していくことができます。これは医療機器メーカ様だけでなく、薬剤メーカ様にとっても同様のことがいえると思います。
活用事例:医療機関
地域の医療ニーズを確認する
病床機能報告データには高度急性期、急性期、回復期、慢性期と4つに分けられた医療機会に応じて、患者数や手術数といった具体的な数字も確認することができます。
これを自病院が立地するエリアを対象として確認することで、その地域でどのような病気で病院にかかることが多いのか、それに対しどのような治療がとられているのかといった情報を知ることができます。