【画像で解説】Power BIの地図レポート(塗り分け地図)がwebで見れない時の解決方法!
Power BIの塗り分け地図。webで見れない時の解決方法
塗り分け地図をPower BI Desktopで作って「発行」したのにクラウド上で見れない現象、誰もが一度は直面したかと思います。
原因は何のことはないものでした。。。
塗り分け地図とはこれですが、
結論から言うと、ブラウザが対応していないだけです。
塗り分け地図がwebで見れる主なブラウザは、
- edge
- Internet Explorer
です。
- Google Chrome
- Firefox
では見れません。
それだけの話でした。
ついでなので、地図上に値の大小で色の濃淡をつけてみます
今回のデータは適当に作った都道府県 × 何かの数値 × 月をつかいます
月のカラムをまとめてピボット解除します
クエリ参照で2つ新しいクエリを作成して、それぞれ
- 前期(1月~6月にフィルターして合計列を作成)→都道府県でグループ化
- 後期(7月~12月にフィルターして合計列作成)→都道府県でグループ化
します
前期と後期のクエリを都道府県名でマージして、前期を後期で除算して前後期の比率を出すカスタム列を作成します。
こんなんを作りました。これを地図に載せてみます。
フィールドには
- 「場所」→都道府県
- 「色の彩度」→前後期比率
書式で最大値と最小値の色を設定します。
完成。
年の前半から後半にかけて増えると赤、減ると青に近づく色分けができました。
塗り分け地図の利用は変化率を見たり単純な値の大小を塗り分けることに使えます。
試してみてください。
・・・IEで。
■Power BI マップの視覚エフェクトに関するヒントとテクニック
Power BI マップの視覚エフェクトに関するヒントとテクニック | Microsoft Power BI