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Account Engagement(旧:Pardot)で滞在時間を解析可能!Webページの閲覧スコアを営業と共有できる

マーケティングオートメーションツール「Account Engagement(旧:Pardot)」は、アクセス解析によるトラッキングデータからWebサイトの滞在時間を計測できます。アクセス解析は、自社Webサイトの健全性を判断するために重要になるでしょう。アクセス解析項目の中の1つ、滞在時間はWebサイト内コンテンツの品質を判断する大事な指標です。

この記事では、マーケティングオートメーションツール「Account Engagement(旧:Pardot)」の導入を検討している企業の企画担当者に向けて、アクセス解析機能の1つ、滞在時間について解説します。企画担当者が、稟議書を書く際の訴求材料になるヒントに役立ててみてください。

Account Engagement(旧:Pardot)の滞在時間について

MAツール「Account Engagement(旧:Pardot)」のWebトラッキング解析機能である滞在時間について、具体的にどのようなことができるのでしょうか?アクセス解析の滞在時間とは、Webサイトの品質を評価するための分析項目の1つです。

滞在時間を知ることにより、Webページ内のコンテンツへの満足度を計測する判断材料にもなります。検索エンジンサービスより提供されているアクセス解析と同じ「滞在時間の可視化」機能となるでしょう。

Webサイトの分析項目の中でも「Webページにどれくらいの時間、滞在していたのか」を時間データとして解析します。滞在時間は、Account Engagement(旧:Pardot)のWebトラッキング機能の1つであり、閲覧履歴を可視化できるアクセスデータ解析です。

Webトラッキング機能の1つ

MAツールのAccount Engagement(旧:Pardot)には、滞在時間の計測だけではなく、ページ遷移の計測が可能です。ページ遷移とは、Webサイト訪問者が「どのページから読みはじめて、どのページでサイトから離脱したか」を計測する機能になります。ページ遷移は、滞在時間と組み合わせて、アクセス解析の重要な指標となるでしょう。

滞在時間は、検索エンジンのアクセス解析でも重要視されます。そのため、MAツールにおいてWebページの滞在時間は、顧客の興味関心をはかるトラッキング機能になるのです。

閲覧履歴を可視化する

滞在時間のトラッキングはWebページの品質を時間で判断します。滞在時間のトラッキング目的は、閲覧履歴の可視化です。

たとえば、見込み客がWebページに流入してきて、すぐに離脱してしまう状態をトラッキングした場合、滞在時間は短くなります。逆に、見込み客がWebページに流入してきて、閲覧している状態が続くと滞在時間は長く計測されるでしょう。

このような滞在時間の基準は、Webサイトにユーザーが訪問してきてから、他のWebサイトに離脱するまでの時間となります。解析指標としては、Webサイト内のページを回遊したセッション時間と1つのページに滞在していた時間による判断です。滞在時間は、Webサイトの閲覧履歴を可視化する役割のある指標となるでしょう。

Account Engagement(旧:Pardot)の滞在時間トラッキングの特徴


それでは、Account Engagement(旧:Pardot)のWebトラッキング機能となる滞在時間の特徴を紹介します。

Account Engagement(旧:Pardot)はサードパーティCookieを付与できる

Account Engagement(旧:Pardot)の滞在時間計測機能では、ドメインをまたいだアクセスユーザーでもトラッキングできるのです。Account Engagement(旧:Pardot)は、1つのドメイン内だけの閲覧履歴だけではなく、他のページへ移動した後の履歴もトラッキングできます。つまり、Account Engagement(旧:Pardot)はサードパーティCookieを保有できるのです。

Account Engagement(旧:Pardot)のCookieは、保有期間が10年あるため、長期間のユーザーがWeb閲覧する行動をトラックできます。Webサイトで情報にふれた後から、検討中の顧客が時間をかけてどのような行動をとっていくのか?貴重なデータを獲得できるでしょう。

滞在時間のサードパーティCookieは、Account Engagement(旧:Pardot)のWebトラッキング機能における特徴の1つとなります。

滞在時間が重要な理由

それでは、Account Engagement(旧:Pardot)の滞在時間がなぜ、重要なのでしょうか?その理由は、滞在時間などWebトラッキング機能により、顧客の行動分析データを抽出できるからです。顧客の行動データの抽出は、次の2つの点の参考になっています。

1.見込み客の情報収集行動
2.顧客行動にそった施策の実行

見込み客は自ら情報収集している

最近では、インターネット環境が整備され、モバイル端末の普及拡大により見込み客の情報収集行動は、大きく変わってきました。

従来ならば、企業が打ち出す宣伝活動にふれなければ情報を得られない状態でしたが、現在の見込み客は、自分の意思でインターネットの情報を収集できます。そのため、見込み客自身で判断して情報の取捨選択ができるようになったのです。

パーソナライズ性の高い情報社会では、見込み客が自ら情報を収集している行動がユーザー行動を可視化することにつながるのです。

行動をもとにしたWeb施策

Account Engagement(旧:Pardot)では、滞在時間などのトラッキングデータから見込み客の行動を指標としてWeb施策を立てることができます。自社Webサイトにアクセスした顧客の行動分析だけではなく、Cookieを活用した離脱後のデータも反映したユーザー行動から、施策を展開していくことができるでしょう。

滞在時間にまつわる解析できる個人情報

MAツール「Account Engagement(旧:Pardot)」アクセス解析機能では、滞在時間以外に次の個人情報を取得することができます。

・閲覧したページ
・流入してきたページ
・滞在時間
・クロージングページ

上記のページ遷移や滞在時間による個人情報から、1つのアクセスがどのような行動をとって、クロージングされていくのか?を評価できるのです。これらの指標は、顧客へのアプローチの参考として、顧客の興味関心度合いを計測するヒントとなるでしょう。

滞在時間を活用できる場面


マーケティングオートメーションツール「Account Engagement(旧:Pardot)」の滞在時間データを活用する場面を紹介します。

広告連携のヒントに

滞在時間により抽出したデータは、検索キーワードと広告文の整合性や関連性の指標になるでしょう。Account Engagement(旧:Pardot)では、アクセス解析もふくめて、顧客行動の全段階において施策を調整していくことができます。

滞在時間データにより、Webページのコンテンツ品質に満足している状況が可視化されれば、広告費を投入すべき状態です。Account Engagement(旧:Pardot)は、滞在時間のデータを活用することにより、キーワードの流入状態が可視化できるため、広告との連携のヒントになります。

ランディングページ作成のヒントに

Account Engagement(旧:Pardot)は、広告運用のキャンペーンだけではなく、よりターゲットを絞ったキャンペーンからの移動先となるWebページが作成可能です。

滞在時間による評価やページ遷移のデータから、ターゲットを絞った1人の顧客に向けたランディングページを作成することができます。ランディングページは、ターゲットに合わせたカスタマイズ可能なので、常にユーザー目線にそった訴求が提供できるでしょう。

情報を営業と連携

また、MAツール「Account Engagement(旧:Pardot)」」では、滞在時間をはじめとするWebトラッキングで収集した個人データを社内の営業部門と共有できます。

従来ならば、企業内のマーケティング部門と営業部門が情報を共有するためには、経営層の判断やチーム内の事前打ち合わせなどが必要でした。企業内において、情報の迅速な共有がビジネスに大きく影響する現在では、部門間の情報共有の改善がもとめられます。

MAツールのAccount Engagement(旧:Pardot)では、ツールへのログインを共有することにより、非効率な移動や事前の稟議も省略した顧客情報の共有ができるのです。Account Engagement(旧:Pardot)は、Webトラッキング機能で得た顧客の行動データなども、収集した段階で全社内共有して実行できるスピード感を反映できます。

紹介した場面すべてに言えることですが、Account Engagement(旧:Pardot)の滞在時間により、ターゲット層を明確にして適切なマーケティングが展開できるでしょう。さらに、ターゲティングできている施策は、社内共有にてセールスに反映できることが大きなメリットとなります。

弊社ではAccount Engagement(旧:Pardot)の導入支援を行っています。
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