Salesforceでデータバックアップする方法とは 自動化する方法や安全なデータ管理の方法とともに分かりやすく解説
目次
- 1. ユーザー責任でのバックアップが必要な理由
- 1.1 バックアップを行うメリット
- 1.2 バックアップを行わなかった場合のデメリット
- 2. なぜSalesforceのバックアップが重要なのか
- 2.1 見落とされがちなSalesforceのデータ損失リスク
- 3. Salesforceデータの特徴を理解する
- 3.1 データとメタデータの関係性を理解する
- 3.2 バックアップすべき対象を特定する
- 3.3 データの関連性を把握する
- 3.4 バックアップの優先順位を決める
- 4. Salesforceデータをバックアップする主な方法
- 4.1 Salesforceバックアップ
- 4.2 データエクスポートサービス
- 4.3 データローダー
- 4.4 レポートのエクスポート
- 5. トラブルシューティング
- 5.1 外部IDを活用した関連データの復元
- 5.2 データ量が多い場合の対処
- 6. バックアップ運用のベストプラクティス
- 7. 各バックアップデータをリストアする方法
- 7.1 Salesforceバックアップ
- 7.2 データエクスポートサービス
- 7.3 データローダー
- 7.4 レポートのエクスポート
- 8. まとめ:明日からできるバックアップ対策
- 8.1 まず始めるべき3つのこと
- 8.2 見落としがちな注意点
- 8.3 これからのバックアップ対策
「先日、大量のリードデータを一括更新しようとしたら、誤って古いデータを上書きしてしまって…」 「システム管理者の退職に伴って、重要な設定が削除されているのに気づいて焦りました」
このような経験をお持ちの方は少なくないのではないでしょうか。
Salesforceに蓄積されるデータは、安全に保管されてこそ初めてその価値を発揮し、お客様からの信頼獲得にも繋がります。しかし、予期せぬシステム障害や人的ミスによってデータが失われてしまうリスクは常に存在します。
今回は、Salesforceにおいてどのような方法でバックアップをすることができるのか、またどのようにしてそれらのデータをリストアすることができるのか、解説していきます。
ユーザー責任でのバックアップが必要な理由
Salesforceは堅牢なインフラストラクチャで運用されており、高度なセキュリティ対策が施されています。しかし、標準機能として提供されているごみ箱機能などは、削除されたレコードの一時的な保管に過ぎず、多様な要因によるデータの損失を完全に防ぐことはできません。
そのためSalesforceは、データバックアップについてユーザー側の責任において行うことを推奨しています。
バックアップを行うメリット
「バックアップは少し手間がかかる…」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、バックアップを行うことには、その手間を上回る多くのメリットがあります。
例えば、以下のメリットが挙げられます。
- データ喪失リスクの軽減
- 人為的ミスからの迅速な回復
- システム移行・アップグレード時の安全性確保
バックアップを行わなかった場合のデメリット
反対に、適切なバックアップ体制を構築しなかった場合、ビジネスに深刻な影響を及ぼす可能性があります。
例えば、以下のデメリットが挙げられます。
- 永続的なデータ損失の可能性
- 業務停止によるコスト増大
- 顧客からの信頼喪失
なぜSalesforceのバックアップが重要なのか
見落とされがちなSalesforceのデータ損失リスク
Salesforceユーザーの多くは、「クラウドサービスだから安全」という認識を持っています。確かにSalesforceは、地理的に離れた複数のデータセンター間でデータを同期し、システム障害に強い構成を採用しています。
しかし、2020年7月にSalesforceが自社のバックアップサービスを終了して以降、データ保護の責任は私たち利用企業側に移っています。ここで注目すべきは、実際のデータ損失の大半がシステム障害ではなく、むしろ私たちの身近なところで起きているという事実です。
現場で起きている3つのデータ損失パターン
- データインポート時の予期せぬ上書き
- 設定変更による意図しない影響
- 権限設定の複雑さによる事故
ある製造業の企業では、四半期ごとの実績データの一括更新時に、誤って過去の商談データを上書きしてしまいました。気づいた時には既にゴミ箱の保持期限を過ぎており、過去半年分の商談履歴を失ってしまったのです。
金融サービス企業では、営業プロセスの改善に伴うワークフロールールの変更時に、既存の重要な自動化設定が削除されてしまいました。この発覚までに1週間かかり、その間に多くの取引先データが正しく更新されない状態となっていました。
医療機器メーカーでは、システム管理者の異動に伴う引継ぎ時に、一部のカスタム項目が誤って削除されました。これらの項目には長年蓄積された重要なデータが含まれており、復元に多大な時間と労力を要することになりました。
なぜ通常のバックアップでは不十分なのか
Salesforceのデータ構造は、一般的なシステムとは大きく異なります。単純にデータベースをバックアップするだけでは、以下のような要素を適切に保護することができません。
- オブジェクト間の関連性
- メタデータによる設定情報
- データへのアクセス権限
● 取引先と取引先責任者の紐付け
● 商談と商品の関連付け
● カスタムオブジェクト間の参照関係
● 項目の設定や入力規則
● ワークフローやプロセスビルダーの定義
● カスタム開発された機能やコード
● ユーザーやプロファイルの設定
● 共有ルールや階層による制御
● レコードタイプごとの表示制御
このような複雑な構造を持つSalesforceでは、データのバックアップと復元には専門的な知識と計画的なアプローチが必要となります。次章では、具体的にどのデータをバックアップすべきか、その範囲と優先順位について詳しく見ていきましょう。
Salesforceデータの特徴を理解する
「データのバックアップは必要だとわかりました。でも具体的に何をバックアップすればいいのでしょうか?」
このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。効果的なバックアップ計画を立てるには、まずSalesforceのデータ構造を理解する必要があります。
データとメタデータの関係性を理解する
Salesforceのデータ構造は、本棚に例えると分かりやすいでしょう。
本棚に並ぶ「本」が実際の営業データや顧客情報にあたります。これが「データ」です。取引先の情報、商談の記録、活動履歴など、日々の営業活動で蓄積される情報すべてが該当します。
一方、本棚自体の設計図にあたるのが「メタデータ」です。本棚の大きさ、棚板の数、本を分類するための仕切りなど、データを管理するための設定すべてが含まれます。具体的には以下のような要素です。
- カスタム項目の設定
- 画面レイアウトの配置
- 業務プロセスの自動化ルール
- システムの動作を制御するプログラム
バックアップすべき対象を特定する
基本データ
まず優先すべきは、日常的に更新される基幹データです。
- 取引先・取引先責任者の情報
- 商談やリードの記録
- 活動履歴やタスク
- 商品やサービスの情報
これらは企業の営業活動の根幹をなすデータであり、損失した場合の影響が最も大きいものです。
カスタマイズ設定
次に重要なのは、組織固有のカスタマイズ設定です。
- カスタム項目や入力規則
- ページレイアウトやレコードタイプ
- 承認プロセスやワークフロー
- レポートやダッシュボード
これらの設定は、長期間かけて最適化されてきた業務プロセスを形にしたものです。再構築には多大な時間と労力が必要となります。
開発要素
最後に、システムの動作を制御する開発要素があります。
- Apexクラスやトリガー
- Visualforceページ
- Lightning コンポーネント
- カスタムメタデータ型
これらは、組織特有の業務要件を実現するために開発された重要な資産です。
データの関連性を把握する
Salesforceの大きな特徴は、データ同士の密接な関連性にあります。
例えば、
- 取引先と取引先責任者の親子関係
- 商談と商品の関連付け
- カスタムオブジェクト間の参照関係
これらの関連性は、バックアップとリストアの際に特に注意が必要です。データを復元する際は、これらの関連性を正しく維持できるよう、適切な順序で作業を行う必要があります。
バックアップの優先順位を決める
限られた時間とリソースの中で効果的なバックアップを行うために、以下の観点で優先順位を検討しましょう。
- 更新頻度
- 業務影響度
- データ量
● 毎日更新されるデータ(高頻度)
● 週次・月次で更新されるデータ(中頻度)
● めったに更新されないマスタデータ(低頻度)
● 損失すると業務が停止するデータ(重大)
● 一時的な代替が可能なデータ(中程度)
● 再作成が容易なデータ(軽微)
● 大量データの一括バックアップに要する時間
● ストレージの使用量と保管コスト
● リストア時の処理負荷
これらの要素を考慮し、組織に適したバックアップ計画を立てることが重要です。次章では、これらの知識を踏まえた上で、具体的なバックアップとリストアの手順について解説していきます。
Salesforceデータをバックアップする主な方法
Salesforceのデータをバックアップする方法はいくつか存在します。
それぞれの方法には特徴やメリット・デメリットがあるため、自社の要件に合わせて最適な方法を選択することが重要です。
Salesforceバックアップ
Salesforce社が提供する「Salesforceバックアップ」は、包括的なデータ保護と復旧ソリューションです。
Salesforceバックアップとは
Salesforceバックアップは、Salesforceのデータとメタデータを一元的にバックアップし、必要に応じて迅速かつ正確に復元できるサービスです。専門知識がなくても比較的容易に導入・運用できるため、多くの企業で採用されています。
引用元:https://www.salesforce.com/jp/platform/data-backup-recovery/
Salesforceバックアップの機能
Salesforceバックアップでは、主に以下のデータをバックアップできます。
- 標準オブジェクトおよびカスタムオブジェクトのレコードデータ
- 添付ファイル
- Salesforce Files
- メタデータ(カスタム項目、Apexコード、Visualforceページ、設定など)
Salesforceバックアップには、効率的かつ安全なデータ管理を実現するための様々な機能が搭載されています。
バックアップポリシーの設定
バックアップの頻度、対象オブジェクト、保持期間などを柔軟に設定できます。ビジネス要件に合わせて最適なバックアップポリシーを構築することが可能です。
毎日自動的にバックアップ
設定したポリシーに基づいて、データとメタデータが自動的にバックアップされます。手動での操作は不要なため、人的ミスを防ぎ、常に最新のバックアップを保持できます。
活動ログの表示
いつ、誰が、どのような操作でバックアップや復元を行ったかのログを確認できます。監査証跡として活用できるため、セキュリティ管理の強化に繋がります。
復元するレコードの指定
バックアップデータから、特定のレコードのみを選択して復元できます。誤って削除・更新してしまった一部のデータを迅速に復旧したい場合に便利です。
CSVのエクスポート
バックアップデータをCSV形式でエクスポートすることも可能です。エクスポートしたデータは、他のシステムでの利用やオフラインでの保管などに活用できます。
バックアップデータのセキュリティ
バックアップデータは、Salesforceの安全な環境で暗号化されて保管されます。不正アクセスやデータ漏洩のリスクを最小限に抑えるための対策が講じられています。
検討する際の注意点
Salesforceバックアップは高機能なソリューションですが、AppExchangeより購入可能な有料オプションとなります。
データエクスポートサービス
Salesforceの標準機能である「データエクスポートサービス」を利用して、手動またはスケジュールに基づいてデータをエクスポートする方法です。
データエクスポートサービスとは
データエクスポートサービスは、Salesforce組織のデータをCSV形式またはZIP形式でエクスポートできる無料の標準機能です。週次または月次の頻度で自動エクスポートを設定することも可能です。
データエクスポートサービスの機能
データエクスポートサービスでは、主に以下のデータをエクスポートできます。
- 標準オブジェクトおよびカスタムオブジェクトのレコードデータ
- 添付ファイル(個別のエクスポートが必要)
※メタデータはエクスポートできません。
データエクスポートサービスは、シンプルな操作でデータのエクスポートを実行できます。
CSVのエクスポート
データはCSV形式でエクスポートされます。
ウィークリーエクスポート/マンスリーエクスポート
週に一度または月に一度、自動的にデータのエクスポートを実行するようにスケジュール設定できます。定期的なバックアップを比較的容易に実現できます。
検討する際の注意点
データエクスポートサービスは無料で利用できますが、エクスポートされるデータはCSV形式であるため、データ間の関連性やリッチテキスト形式のデータは保持されません。
また、メタデータはバックアップできないため、設定情報の復元には別途対応が必要です。エクスポートの頻度も週次または月次に限定されます。
データローダー
「データローダー」は、データを一括でインポート・エクスポートするためのクライアントアプリケーションです。
データローダーとは
データローダーは、Salesforceが提供する無料のツールで、GUIまたはコマンドラインインターフェースで使用できます。大量のレコードを効率的に処理できるため、データ移行やバックアップなどの用途で利用されます。
データローダーの機能
データローダーを使用すると、主に以下のデータをエクスポートできます。
- 標準オブジェクトおよびカスタムオブジェクトのレコードデータ
- 添付ファイル(個別のエクスポートが必要)
※メタデータのバックアップは、別のツールを使用する必要があります。
データローダーは、柔軟なデータ操作を可能にする様々な機能を提供します。
CSVのエクスポート
データはCSV形式でエクスポートされます。
エクスポートする項目や条件を細かく指定できるため、必要なデータのみを抽出できます。
検討する際の注意点
データローダーの利用には、ツールのインストールや設定、Salesforceへの接続などの準備が必要です。
また、コマンドラインインターフェースを使用する場合は、ある程度の専門知識が求められます。自動化にはスクリプト開発が必要となるため、運用には手間がかかる場合があります。
レポートのエクスポート
Salesforceのレポート機能を利用して、表示されているデータをエクスポートする方法です。
レポートのエクスポートとは
Salesforceで作成したレポートのデータを、Excel(.xlsまたは.xlsx)形式またはCSV形式でエクスポートできます。
レポートのエクスポート機能
レポートのエクスポートでバックアップできるのは、レポートに表示されているデータのみです。すべてのオブジェクトや項目を網羅的にバックアップすることはできません。
書式設定されたレポート
Excel形式でエクスポートした場合、レポートのレイアウトや書式設定を保持したまま出力できます。
詳細のみ、xls/CSVのエクスポート
レポートの詳細データのみを、Excel形式またはCSV形式でエクスポートできます。
検討する際の注意点
レポートのエクスポートは、特定条件で抽出されたデータのバックアップには有効ですが、網羅的なバックアップには適していません。また、メタデータや添付ファイルをバックアップすることはできません。
バックアップスケジュールの検討
データの特性に応じて、バックアップの頻度を決めます。
- 日次バックアップ: 取引先、商談、活動履歴など、日常的に更新される重要データ
- 週次バックアップ: 商品マスタ、価格表など、更新頻度が比較的低いデータ
- 月次バックアップ: レポート定義、ダッシュボード設定など、設定系のデータ
トラブルシューティング
データ復元時によくある問題とその対処方法をまとめました。
外部IDを活用した関連データの復元
関連するデータを復元する際は、外部IDを活用すると効率的です。
- 主となるオブジェクトに外部ID項目を作成
- バックアップ時のIDを外部IDとして保存
- 従となるオブジェクトから外部IDを参照して復元
データ量が多い場合の対処
大量データを復元する際は、以下の点に注意します。
- データを適切なサイズに分割
- APIの制限に注意
- バッチ処理の活用
バックアップ運用のベストプラクティス
最後に、日々のバックアップ運用のポイントをまとめます。
- バックアップの自動化
- 定期的な復元テスト
- ドキュメント管理
● スクリプトによる自動実行
● 結果の自動通知
● エラー時の警告設定
● 四半期に1回程度の復元確認
● 手順書の見直しと更新
● 担当者の教育と訓練
● バックアップ設定の記録
● 復元手順の文書化
● 実行結果のログ保管
このように、バックアップと復元の作業は計画的に進める必要があります。次のまとめでは、本記事の重要ポイントを振り返り、さらなる改善のためのヒントをご紹介します。
各バックアップデータをリストアする方法
バックアップしたデータをどのようにリストア(復元)するかは、選択したバックアップ方法によって異なります。
Salesforceバックアップ
Webインターフェースから復元作業を行うことができます。バックアップ時点の状態に組織全体を復元するだけでなく、特定のオブジェクトやレコードのみを選択して復元することも可能です。メタデータの復元もサポートされています。
データエクスポートサービス
データローダーなどのツールを使用してSalesforceにインポートする必要があります。オブジェクト間の関連性を維持するためには、インポートの順番や外部IDの設定などに注意が必要です。メタデータは別途手動で再設定する必要があります。
データローダー
データローダーのインポート機能を使用します。データ量が多い場合は、バッチ処理などを活用して効率的にインポートする必要があります。
レポートのエクスポート
レポートのエクスポートで得られたデータは、主に分析や参照を目的としており、Salesforceへの直接的なリストアには適していません。
もしリストアが必要な場合は、CSVファイルなどに加工し、データローダーなどを使用してインポートする必要があります。
まとめ:明日からできるバックアップ対策
ここまで、Salesforceのバックアップについて詳しく見てきました。
「バックアップは大切だとわかったけれど、どこから始めればいいのだろう」と考えている方も多いのではないでしょうか。そこで最後に、すぐに始められる具体的なステップをご紹介します。
まず始めるべき3つのこと
1. 現状把握のための棚卸し
来週から始められる具体的なアクション:
- 現在利用しているオブジェクトの一覧を作成する
- 日次・週次で更新されるデータを特定する
- カスタマイズ設定の範囲を確認する
2. シンプルなバックアップからスタート
今すぐ設定できる基本的な対策:
- 週次データエクスポートの有効化
- 重要な設定変更時のスクリーンショット保存
- Sandbox環境への定期的な設定コピー
3. チーム内での意識共有
データを守るための第一歩:
- システム管理者間での作業ルール確認
- データ更新時の事前承認フロー整備
- バックアップの実行状況の定期確認
見落としがちな注意点
バックアップ対策を進める中で、特に注意が必要なポイントをもう一度確認しておきましょう。
- Salesforceのゴミ箱には制限があります
- データの関連性を意識する
- バックアップデータの管理
● 保持期間は15日間まで
● 容量制限を超えると古いデータから削除
● メタデータは保存されない
● 主従関係のあるデータは順序を考慮
● 外部システム連携の影響を確認
● カスタム項目の依存関係を把握
● セキュアな保存場所の確保
● アクセス権限の適切な設定
● 定期的なバックアップ確認
これからのバックアップ対策
組織の成長に合わせて、段階的にバックアップ対策を強化していくことをお勧めします。
短期的な対策(1-3ヶ月)
- 週次バックアップの開始
- バックアップ担当者の明確化
- 基本的な手順書の作成
中期的な対策(3-6ヶ月)
- 自動バックアップの仕組み構築
- リストア手順の整備と訓練
- バックアップ範囲の最適化
長期的な対策(6ヶ月以降)
- バックアップ戦略の定期的な見直し
- 復元訓練の定例化
- バックアップ体制の組織的な整備
Salesforceのデータは、ビジネスの継続と成長に不可欠な資産です。予期せぬデータ損失から大切な情報を守るためには、適切なバックアップ体制の構築が不可欠です。
本記事で解説したように、Salesforceにはいくつかのバックアップ方法が存在し、それぞれに特徴があります。組織の規模やデータの重要度、利用頻度などを考慮し、最適な方法を選択・組み合わせることで、安全かつ効率的なデータ管理体制を確立することができます。
万が一の事態に備え、定期的なバックアップとリストアのテストを実施し、事業継続性を高めていきましょう。
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